22/8/7
いよいよオスロにやってきました。
ヨーテボリを8:30に出発、快晴の空の下、道路は空いていて快調に飛ばし、途中スウェーデン最北のショッピングセンターで1時間ほど休憩、オスロに着いたのは午後1時、昼食が済んだのは午後2時、5時間半を経過しました。
正味で3時間半です。
ガイドの案内でまずフログナー公園に到着、ヴィーゲランの力強い彫刻の数々、夢にまで見た光景がとうとう実現しました。この感激は一生忘れないでしょう。
つぎに、ヴァイキング船美術館に到着、2千年前に建造された木造船がもとの形に復元され、
独特の細かい彫刻も船の舳先や、衣装箱に飾りつけられて、北欧の勇者の生活をしのばせる遺品と一緒に展示されていました。
次に、国立美術館では、ムンクの部屋で絵画の説明を受けました。ムンクの精神性の根拠や女性関係、飾られている絵の背景などの説明をしてくれました。
他に印象派の部屋にはセザンヌ、ルノアール、ゴッホ、ドガ、モジリアニ、などが並び、ピカソの絵も何点かありました。かなりの規模の美術館でした。
ホテルはカールヨハンセン通りの中心にあるグランドホテルでした。随分古いホテルらしく、落ち着いた雰囲気の豪華なホテルです。夕食はフランス料理のチキンのセミコース、
オードブル、チキン、デザートでした。
夕食後に自分だけもう一度ヴィーゲラン公園に行きました。午後9時になっていましたが、
夕焼けの中にヴィーゲランの彫刻が映えて、いい感じの庭園になっていて、夢中でビデオを撮りました。
海岸の通りからトラムに乗りましたが、土曜日なので電車の本数が少なく、かなりの時間をトラム待ちに取られてしまいました。
ホテルに帰りついたのは10時15分でした。
明日は10時にフィヨルドに向けて出発します。
22/8/8
朝7時に朝食を済ませてから、散歩に行く。
カールヨハンセン通りを王宮に向かって写真を撮りながら歩く。
王宮に着いたら8時の鐘が鳴った。すると王宮右手の兵舎から衛兵が出てきて、交代式が始まった。
王宮の右側から始まって、正面、左手、裏側、と順々に交代して最後に右手の兵舎に戻った。
王宮の裏はイギリス風の庭園になっていた。
その後街に戻り港のあたりから市庁舎に向かう。
写真を撮りながらホテルに戻る。
10時にバスでホテルを出発、ソグネフィヨルドのフロムへ向かう。
途中、山間の湖クローディネン湖の側を通り、森林限界を超えての山岳地帯を通過、
再び湖の景観を山の上から見下ろしたところで、フロムに到着した。なんと6時間のバス旅行であった。
フロムはフィヨルドの最奥にある静かな町で、フロム鉄道の終点でもある。
湖のように静かな海で波は全く
なく、鏡のような港に豪華客船も停泊可能な岸壁がある。
断崖絶壁に囲まれた、穏やかな街には数件のホテルや土産物屋がある。
ノルウェー産のセーターがたくさん並んでいた。
いま21時15分を過ぎたが、
外はまだ明るく、山頂には陽が燦燦と当たっているのが見える。