苦しい姿勢は美しい

19/3/9
今日の練習
場所：ＭＲＰプール
時間：15：00-16：30
up:400.kick:50x10=500.swim:200.pull:200.scull:50x4=200.pull:200.int:10min.swim:200x4=800.doun:300.total=2800

何時ものように１５時に練習開始。
プールはことのほか空いていて一人で２コースの割で２００を４本続けて誰にも出会うことなく泳げた。
１６時過ぎになって人が入ってきだした。
今日もストロークの強化を意識したメニューにした。

数日前のテレビで歌舞伎役者の坂東三津五郎が話していた言葉が偶然耳に入った。
「苦しい姿勢の時は美しい」
オヤ？と思って続いて聞くと、芝居の時の姿勢を話している。
例えば見得を切ったとき、片足で駆け出す時、手足や体は極限まで緊張する。
このとき役者にとっては苦しい姿勢だが、観客には最も美しく見えるときだ。
師匠には「苦しい所を覚えなさい」と言われる。
役者はこの苦しさに耐えて稽古し、しまいに苦しくなくなる、そして美しくなる。

優れた水泳選手のフォームは美しい。
練習で正しいフォームを身につけようとしているときは、苦しい。
しかし練習しているとそれが身に付いて、苦しくなくなる。
苦しくなくなるほど訓練しなければならないということだ。

ただし、一人で練習していると、正しいフォームが身に付いたので苦しくなくなったのか、だらけたフォームで楽になっているのか、区別が付かない。

東京ドームにて2/28