今日はいよいよ内閣不信任案が、採決される日となりました。
私には、小沢氏と鳩山氏の個人的感情に、多くの議員が巻き込まれ、道連れにされているようにしか見えません。
新党をちらつかせるなど、やり方が相変わらず姑息で、やりきれない。
血判状を突き付けられたような状況で苦しみ、まともな道を踏み外す議員さんもおられることでしょう。
気の毒に思います。
被災地で多くの人達が苦しむ中、政治家たちの政局優先の醜い争いは、耐え難く、見るにしのびませんでしたが。
自民が、このような行動に出るのは、野党ですから止むを得ない、と思うことに百歩譲って致しましょう。
しかし自分の党を裏切り、造反の構えをみせる民主党議員は、政治家の信条にそむき、国民を裏切ること。
絶対許せるものではありません。
政治的空白ができ、被災地の方々にはお気の毒ですが、もし不信任案が可決されるなら、菅総理は衆議院を解散し、国民の信を問うべきではないでしょうか。
民主党を支持した人達を裏切ってでも、虚しい大義のもとに、政争を繰り広げ、自分の党を拒絶する行動に走る政治家達を、国民は許さないでしょう。
選挙が行われるなら、恐らく大方の人は断罪される運命を辿ると、私は確信します。
民主の不支持者の多くの気持ちは、この造反者の情けない行動に向けられているはずですから。
一度選挙でふるいにかけ、新しく選ばれた人達で出直した方が、却ってあく抜けし、今後の日本の政治に明るい展望が開けるように思います。
この度の政治家の行動を見て、私がしみじみ感じたことは、選挙に当たっては、党ではなく、候補者の個人的資質で選ぶことが、本当に大切で
あると言うことです。
3月11日以降、その資質がかなり明確に浮き彫りにされてきました。
ある意味わかりやすい選挙に臨める私たち国民。
愚かな政治家に日本の政治を任せるような、愚かな国民には絶対なりたくありません。
今の政府の要人と、それに協調する人たちは、たとえ愚直でも、金銭のしがらみや政局からはかけ離れたまともな政治家に、私の目には映ります。
たとえ試行錯誤して多少の回り道をしてでも、まともの政治家に、まともな政治を、情熱を傾けて誠実に行ってもらいたい。
今、私が一番願うことです。
政治的空白では、ハードの面の復旧は如何せん遅れるでしょう。
しかしソフトの面では、官僚はむろん、自治体、ボランティァ、民間企業で、何とか埋めあわせ、被災地の方々が困らないように努力していただけるものと、私は確信しています。
今日の午後の国会の展開を、複雑な心持で、注視してまいります。
国難に当たって、本来なら心を一つにし、復興、復旧に懸命に取り組まなければなりませんのに・・・
このような事態になるとは、余りに恥さらしな事。
信じられない思いでいます。
専業主婦の勝手な気持ちですので、失礼の段は、ご容赦くださいませ。