主婦だてらに、またまた政治のお話で、少々恥ずかしく思いますが・・・
何卒お見過ごし下さいますようお願い致します。
念のために、もう一度お断りさせていただきますが、私は数年前までは、自民党の支持者でしたが、ここ数回の選挙では無党派層です。
民主にはまだ一度も票を入れたことはありません。
余りに菅内閣を庇うので、民主党支持者と勘違いなさっておられるのではないでしょうか。そんなことは決してありません。
私は今後は、党ではなく個人の資質で選び、比例代表では、白紙で出そうかしら、とさえ考えています。
当選者数の確定予測から、慌てて候補者を小沢氏がかき集めたことにより議員になった北辰会のメンバーのような人たちが許せないからです。
今回の造反の口笛をきったのも、彼らでした。小沢先生への恩義のみで行動するなんて、信じられません。
こういう議員さんが生まれないためにも、小選挙区制の選挙制度は改めるべきではないかと。
不信任案が否決後も、相変わらずもめる中、急速に大連立へ向けて政治が動き出したかに見えましたが、昨日の報道をいくつか読み、またうんざりでした。
また利権争いですか。もう止めて、と叫びたい心境です
自民党も、小沢グル―プも、共に、大連立と自分たちの利権を天秤にかけ、思いあぐねている様子。
小沢氏は、小沢グループ抜きでの連立を警戒し始めているとか。
自民とは、今の政府以上に政策に隔たりがある上、あれだけの醜態を演じれば、抜かれて当然と思いますけれど。
仙石氏は、菅抜き、小沢グループ抜きの連立を、自民党の大島氏と画策している様子。
菅首相が、仙石氏を警戒した理由がよく理解できました。
今となっても相変わらず、政治家の念頭を支配しているのは、政局と党略だけ。
被災者に目が全く向いていません。
私は菅内閣陣営を構成する人たちの人間性は買っていました。
菅首相始め、与謝野氏、海江田氏、枝野氏、江田氏、岡田氏、その他のメンバーには、政局抜きの真摯さが感じられ、好感が持てました。
一昨日の、NHK番組クローズアップ現代の岡田幹事長のお話は、とても説得力があり、心から納得しましたが、ご覧になられた方々は、如何で
したでしょうか。
人の道として、ごくごく当たり前な事をおっしゃっていたのですが、利権争いの政争となると、政治家にはその当たり前の判断が全くできなくなって
しまうのですね。
このような国難に当たっては、現内閣を盛りたて、至らないところは補充しながら、挙党体制のもと、心を一つにして、被災地の復興に当たるのが
当然のはずでした。
それをせず、政争に明け暮れ、すべて菅首相に責任をなすりつけるなんて、私には言語道断に思えます。
自民党が連立を組まなかったのも、この災害を収束させる自信がなかったからでしょう。
責任の一部を押しつけられるのがいやだったからに他なりません。
先日の朝日新聞の天声人語にも書かれていたように、菅首相でなく、誰が救えたでしょうか。
谷垣氏であれば、今の日本の最悪の状況を速やかに収束できたと思われますか。
隠ぺい体質の巨大企業、東京電力とスムーズな意思疎通を図り、原発事故が解決できたと思われますか。
更に、私が今回強く思ったことは、日本人は、不和雷同する国民性だと、痛感したことです。
マスコミや、目立つ横暴な意見にすぐ国民もたなびき、皆がいっせいに同じことを言い始め、人を追い詰めていく。
その恐ろしさを、政界の騒動で、幾度も見てきたような気がします。
総理が一年も持たずして、替わりつづけるのも、この国民性によるところも大きいのではないかと。
菅首相は今、任期を待たずして、めどが常識の範囲内でたったなら辞任すると仰っておられるのですから、せめて花道を踏んで退陣できるように
最後の数カ月だけでも、何故挙党体制で協力できないのでしょう。
ここまできたなら、利権争いは棚に上げ、色々な法案を速やかに可決することが、被災地の方々のためにもなると確信します。
それもできず、相変わらず色々な思惑で政争を繰り返すのであれば、めどが立った時点で、一気に衆議院解散をして頂きたい、と今も私は強く
希望します。
国民の厳しい審判で、一度政界を淘汰した方がいいでしょう。
そして願わくば、政界再編が起こり、政治が生まれ変わり、国民の厳しい目で選ばれた政治家のみで、今の国難に向き合い闘ってもらいたい、と。
日本の官僚は政治家より、はるかに優秀です。
たとえ政治の空白ができても、官僚たちがしっかりと復興への段取りを怠りなく考えてくれるに違いありません。
今の緊急事態で解散を望むのは余りに非常識では、と感じ、以前から恐る恐るの私の発言でしたが、最近の新聞では、著名人の方々も、結構
同じ意見を述べておられ、安心しました。
もうどうすることもできない日本の政治の貧しさと悲惨さですが、この悲しい気持ちに、さらに輪をかけるような報道が昨日ありました。
経団連の米倉会長が、管政府を見限り、復興会議に連続して欠席したとのこと。
被災地の方々の辛抱強さと比べ、なんという対比でしょう。
自民党寄りの組織ですから仕方がないのかもしれませんが、政界が泥沼化し感情で支配されているさなか、財界人のトップの人までが、
冷静さを欠いた態度をとられるようでは、日本がついに終末的様相を呈してきたのかもしれない、と愕然とします。
私は、もうしばらく菅内閣を応援してまいります。しかしめどが立てば、任期を待たず潔く退陣して下さい。
そして願わくば、衆議院解散を、と期待しています。
今日も言いたい放題の私でした。失礼を何卒ご容赦くださいませ。
最後に主婦らしく、今日も夕食の昨夜の献立をアップさせていただきます。
今日もご訪問頂き有り難うございました。
多少遅れるかもしれませんが、昨日と今日の献立のレシピは、料理ブログに載せるつもりでおります。
宜しければ、ご参考になさってくださいませ。
http://blog.goo.ne.jp/karensakura0403