1月7日、松の内最後の日に、夫婦共に受診するため、最寄りの総合病院に出かけてきました。
夫婦揃って、診察が目的で同時に出かけるのは、恐らく初めてのことではないかしら。
旦那さまは、月に一回の血液検査と担当医の診察。
私は、被爆者希望健康診断の予約と、秋口以来の体調不良の体を一度診てもらうためでした。
実は、今日のお出かけは、私の場合、状況次第のところがあり、行けるかどうか、前夜、非常に心配しました。
何と前日の夜、突然(?)発熱、38℃3分もありましたから。
体調は、いつもと変わらず、午前中は元気。
でも午後から気だるくなり、夜になると一層気分が悪く、働くのもやっと、といった感じになりました。
どこかで、自分の病はすべて自律神経失調症が原因では。
気持ちをもっとしっかり持てば、乗り越えられるはず。
或いは異常な寒さへの拒否症だったりして・・・・・・(笑)
すなわち精神的なものが原因と、自ら診断を下して、自身に発破をかけようともしてきました。
ですから、高い熱があるのは意外で、本当にびっくり。
もしかすると、これまでも夕刻の異常なだるさに見舞われた時は、発熱していたのかもしれない。
その前の悪感を、厳しい寒さによるもの勘違いしていたのでは。
そう思うと、一層心配に。
相変わらず翌朝は、前日の熱が嘘のように、また元気に。
早春に咲くモクレンの芽吹き。すでに膨らみが感じられ躍動が伝わってくるようです。
ほっとした私は、早々に身支度し、九時半の旦那さまの予約に合わせ、一緒に病院へと出かけました。
私の受診もさることながら、まずは夫の付き添いを優先しないといけません。
何故なら・・・・・・
昨年末、夫が診察後、旦那さまの症状が心配になり一人、その日の午後病院に赴き、担当医に面談した時の記事をご記憶でしょうか。
その時、先生がおっしゃられたことは、「今後は必ず奥さんが同伴した方がいいよ。ご主人は頑固な人だから」と。
私は手術を受けた渋谷のN病院には必ず同伴しますが、最寄りの病院の診察にはほとんど付き添いませんでした。
夫が、血液検査を受けるだけだから来る必要はない、ときっぱり拒否してきたのが事実です。
先生のお話は、まるで意思疎通が旦那さんではうまくいかない、とおっしゃらんばかりでした。
私はひどい誤解だと、少々気分を害しましたけれどね。
確かに夫は無口な人で、無駄口(?)はたたきません。
ですから医師に質問もほとんどしない人です。
しかし先生が話されたことを一言一句、聞き洩らす事は決してありません。
記憶力は抜群で、実に忠実に医師の言われたことを守り、自己管理は徹底しています。
それに比べ、私は一言漏らさず聞いたつもりでも、何処か抜けているような・・・・・・
私が、夫と明らかに違うところは、医師によく質問をすることです。
自分の症状も、詳しく報告します。
更に、先生の口調や顔色で、奥或いは裏を読みとろうとします。
夫のような重病の場合に限りますが。
楽観的にとらえていいのか、悲観的なことなのか。
先生の表情や物言いで、およそ見当が付きますよね~
女性は男性よりイマジネーションが働く生き物と自分では思っているのですが、皆様はそのように思われませんか?
妹、夢路(ブログ名 プラチナのように輝いて)とはこの点で、いつも認識が一致。
時に旦那さんについて愚痴る時、お互いにそうそう、と言って、心から共感し合っています。(笑)
ですから自分が理解し、納得がゆくまで、更に詳しく訊きたいとの思いに駆られます。
その点、夫は先生が口外される言葉がすべてで、それで終わり。
故に、質問する時は、夫の顔色を伺いながら多少ドキドキする私。
くだらない質問をする、と彼が気分を損ねるのでは、と不安になるからです。
こんな具合ですから、医師側からみれば、夫の話だけでは、日々の容態や暮らしぶりが理解できず、意思疎通がうまく図れない患者さん、と言うことになるのかもしれません。
でもあまりおしゃべりな患者さんも、お医者様は対応に苦慮されるでしょう。
ですから、ほどほどにと、むろん私も心がけ、早く切り上げるようにはしていますけれどね。
早春を告げるはなみずきの花芽 花咲く日が待ち遠しい
余談が多くなりました。
これからが本論かしら。
いえ本論は、この調子ですと、明日になりそうな予感がしてきました。(笑)
もう少し、序章といったところでしょうか。
徒歩ですと15分足らずのところにある、名の知れた大きな総合病院に辿り着いた私達夫婦です。
私の両親が医療ミスに近い事が原因で十数年前に亡くなっていますので、この病院には、あまり良い印象を私は抱いていません。
その上、夫が手術を受けた渋谷のN病院とは、院内の雰囲気がまるで異なり、天井も低く、どことなく辛気臭い雰囲気がします。
というより、N病院が、あまりに素敵過ぎるというべきで、比較しては気の毒かも・・・・・・
但し看護士教育は徹底しているようです。
N病院の看護師より、とても感じがよく、心が和み、癒されます。
N病院の担当医から、インターフェロンの注射は、近くで受けるように勧められ、この病院に、また通い始めました。
もう少し詳細に説明させていただくなら、長年最寄りのこの総合病院で肝臓の治療を夫は受けていましたが、がんの手術に際して転院。
肝臓の手術では名医との誉れ高いN病院の院長先生にお願いした、との経緯があります。
そして今は、両病院の医師が、時に連絡を取り合いながら、夫の治療に当たって下さっています。
厳しい寒さの庭に彩りを添えてくれる、ガーデンシクラメンなど
さて、初診の私は、まず受け付けの窓口で手続きをしなければなりません。
しばらくぶりで戸惑っている私に対し、旦那さまの態度がいつになく優しい。
相憐れむ感情が幾分芽生えているような雰囲気でした。(笑)
長年通い、院内のことを熟知しているようです。
頼れると思うと、すぐそれに乗っかって、依頼心を百パーセント発揮してしまうちゃっかり者の私ですから。
病院にいる間は、夫に全面的に頼ってしまいました。
ただ受け付けで分かった、残念なことがあります。
この病院では、五月と十一月の定期健康診断は受け入れているけれど、不定期の希望診断は受け付けていないとのこと。
そのため予約が叶わず、被爆者の健康診断は、今回は諦めることに。
体調不良の診察だけしてもらうことにしました。
紹介状がないと、初診料3500円を取られるところでしたが、被爆者手帳を見せると、それも無料でほっとしました。
夫は血液検査を受けに行き、私は内科で受付を済ませ、その際、夫の付き添いを優先する旨、伝え、Yさんが来るのを待ちました。
3~40分し、待合室にやってきた旦那さま。
いよいよ間もなく、お互いの診察が始まります。
ところが、そこに辿り着くまでに、受付側の手違いや行き違いが色々あり、私は右往左往し大変でした。
何だか気を持たせるような終わり方で申し訳ありませんが、夫婦の診察結果、手違いなどについては、あす続編として綴らせていただきます。
夫婦の診断結果は、乞うご期待といったところでしょうか。(笑)
もし宜しければ、またお立ち寄りくださいね。
シャラの樹の新芽
ここ数日、幾分寒さが和らぎ、凌ぎやすい日が続きました。
春が待たれますが、まだしばらく耐寒生活を余儀なくされそうですね~
こういう時は、記事に載せましたお庭の草木の芽吹きの膨らみ等を眺め、春の足音が遠からじであることを喜び、元気を出しましょう。
昨日の歩数 5202歩
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