今日は、昨日の続編です。
いよいよお互いが診察を受け、今後の運命が決まります。
何て、あまりにオーバーな表現。(笑)
でも自分のこと以上に、夫の血液検査の結果が気になります。
二人して仲良く並んで長椅子に腰かけ、名前を呼ばれるのを待ちました。
「お前は五番目だったから、俺より早いよ」と言う旦那さま。
私が知らないうち内に、早くも私の順番まで確認してくれたようです。
ところが、夫の名前が間もなく呼ばれ、Nさんは、「こんなに早く血液検査の結果が出るはずがないのだけれどな~」と話し、怪訝そうな表情でした。
私は、「きっといつになく順調に運んだんじゃないの。早いに越したことはないから良かったじゃない」と言って喜びました。
診察室の前の椅子に腰かけ、再度名前を呼ばれるのを待ちました。
15分程近く更に待たされた後、中に入り先生にまずはご挨拶。
笑顔のない無愛想な先生が、ちらっと私達を見たかと思うと、視線はすぐPCの画面へと。
そして言われたことは、「まだ検査の結果が来てないよ~。もう30分ぐらい待ってね。」と。
夫の言ったとおりでしたから、お互いに顔を見合わせて苦笑い。
それではまずは私が受けてきましょうと、そちらの診察室前の席に座りました。
ところが間もなくして、また旦那さまが呼びにきました。
順番が回ってきたとのこと。
こんなに素直に私を頼る可愛い夫を、私はかってみたことがありません。
何だか嬉しくて、とても優しい気持ちになれました。(笑)
そして私は受付でお断りして、また夫の診察室に入っていきました。
ところが、なんとまた、検査結果が先生の許に届いていなかったのです。
仕方なく、私は自分の待合室に逆戻り。
そして無事に診察が終了しました。
この診断の結果は、後程説明することに致しまして・・・・・・
廊下に出ると受付の前に立つ夫の姿が目に入りました。
傍に寄りながら、これで安心して旦那様の診察に立ち会えると安堵していた私です。
ところが夫の口から飛び出した言葉は、余りに意外で、しばらく茫然としてしまいました。
その時の夫婦の会話は、
夫 「もう診察は終わったよ」
私 「なぜ待ってくれなかったの?」
夫 「先生が奥さんいなくてもいいよ、いいよって言ったんだよ」
私は幾度も右往左往された上に、これではあまりに情けないし残念、と思いましたが、終了してしまっては、どうすることもできません。
再度お願いしてお話しを伺うなんて、厚かましい事をする勇気はありませんでした。
もしかすると、先生は、私におっしゃられた言葉さえ忘れていらっしゃるのかもしれません。
きっとそうですね。
100人くらいの患者さんを今日はすでに診た、と夫にいつか話されたほど、多忙な先生でいらっしゃいますもの。
先生の言葉を、私は少々気にかけ過ぎたのかしら。
でも夫に付き添うのはやはり正解、と、その時、また改めて感じることがありました。
「診察の結果、どうだったの?」と私が尋ねると、夫が次のように話しました。
「肝機能の数値は正常だったよ。先生が言うに、正常な内は、体を痛めるインターフェロンの治療をわざわざする必要はないそうだ。
機能が悪くなってきた時に、また考えましょう、と言われたよ」と。
今度受けるとこの治療は三度目になります。
去年の年初に入院してまで始めた新薬の治療は、とても順調な経過を辿り、一度はC型肝炎のウィルスが消滅しました。
ところが年末になっての検査で、その憎たらしい菌が、また蘇ってしまったのです。
そのショックはとても大きく、しばらく情けない思いに浸りきっていました。
むろんこのブログでも、その時の心境をお伝えしています。
だってスタート台に又逆戻りさせられてしまったわけですから。
それまでの努力が何一つ報われなかった、ということですものね~
その上、今のところ未だ国の助成がおりていません。
12月の診察の際、私は次のように話しました。
「助成がおりないで高額でも構いません。必要とするなら治療を始めて下さい」と。
すると先生が、入院費も入れると数百万もかかるようなことだよ。
肝機能は、今のところ正常なんだから、そんな無理をする必要はないよ。
助成を待ちましょう」と。
数百万!
私の予想を超えていてびっくりでした。
高額とはいえ、毎月5~7万円位の範囲内と予想していました。
入院費が高いのでしょうか。
数百万とはいえ、それが二百万なのか三百万なのか、私には見当もつきません。
その額次第では、今から覚悟を決めて臨まなければいけません。
副収入があるわけでもない年金暮らしの身です。
それにもかかわらず、70歳を過ぎても、医療負担が三割の我が家。
故に、医療費の家計負担への重圧はかなりのものです、
もし私が今回、夫の診察に立ち会えたなら、近々、助成が下りる見込みがあるのか、おりない場合、およそ治療費はどの程度かかるのか、もう少し具体的な説明をお願いしたでしょうに・・・・・・
むろん、旦那さまは、そんな質問は一切していませんでした。
来月の診察の際には、是非伺ってみたいところです
私がお願いしたことですから、覚悟はできているつもりですが。
助成を待ちましょう、と言われた先生ですが、夫の肝機能の数値次第では、先生も助成なしで、治療を始めるおつもりでいらっしゃるのかしら。
夫のみの診察とその後の報告では、私は分からない事だらけ。
心がもやもやしたままです。
無口な夫とは言え、先生にはもう少し詳しく説明してほしかったですし、私も立ち会うべきでしたね。
寄せ植えの草花 厳しい寒さながら元気いっぱい!
ガーデンシクラメン・オレガノ・ビオラなど
何はともあれ、夫の肝臓の機能数値が正常で、本当によかったです。
今年は、診察毎にハラハラドキドキしなければならない暮らしを余儀なくされる私達夫婦。
少々情けないですけれどね~
特に三カ月ごとにN病院で撮るCTの画像の結果を見るのが不安でなりませんが。
インターフェロンでウィルスが消滅していたなら、年が改まった今、新年にふさわしく、夫婦揃って、どんなにか晴れやか気持ちでいられたことでしょう。
それが叶わず、がんになり易い体質に戻ってしまった旦那さまです。
しかし夫の年齢になると、がんになる確率は高くなるようですね~
夫の会社の同僚の訃報が、最近我が家にも多く届くようになりました。
皆さん、がんで亡くなられています。
医学が進歩し、早期発見であれば治る病気、不治の病ではなくなってきてはいますが・・・・・・・
不養生のわたしには、言う資格等ありませんが、、みなさま、定期検診は怠りありませんように。
昨夜も、同僚から、電話で訃報がありました。
その方に向かって、「今度は俺の番かな」なんて冗談を言う夫。
連絡下さった人は、お世話好きな方で、その連絡係のような役回りになっておられるようです。
何だかお気の毒・・・・・・
とんでもないことを言う旦那さま。
私は、もちろん注意しました。
冗談でも、そんな縁起の悪いことを言わないで、と。
私は、自分は楽観的性分だと思ってきました。
若夫婦にもそう言われています。、
言葉で語るほどには気にしていない、とは思いつつ、もし自律神経失調症なら、潜在的なストレスに計り知れないものがあるやもしれず・・・・・・
その点、夫は冷静そのものです。
大手術にも数度臨み、病と闘いながらもの暮らしでしたが、ここ数年間の彼の態度は、以前の日常の暮らしと全く変わりありませんでした。
実に平静な、淡々とした暮らしです。
そんな主人には、心からの敬意を払わないではおられません。
私の方がはるか多く、体調の愚痴を述べて、夫を心配させています。
いえ!心配はしていませんね~
又始まった、と聞き流しているだけ。(笑)
さて、夫のことばかりで、私の診断がどうだったか、まだお伝えしていませんでしたね。
実はまだ何も分かっていません。
問診と血液検査をしたのみで、検査の結果は再来週の予約日に、報告を受けることになっています。
また分かり次第、お知らせするつもりです。
きっとその結果は、、いつものように多少貧血気味。
他の数値はすべて正常、と言われるのではないかしら。
それを一番望む私だけれど、さんざん弱音をブログに吐いてきた身にとっては、それでは余りに恥ずかしいようにも。
とにかく、結果を待って、その内容次第で、今後の暮らしの改善を具体的に検討しようと思います。
被爆者希望診断が受けられる病院も探し、足を運ぶ予定にもしています。
次回は続編ということで、私の診察にまつわるお話しをもう少し綴らせていただきます。
投稿が遅くなってしまいました。
推敲がまだ余り出来ていません。
ごみ収集の時間が迫っています。
まずはその持ち出しを済ませてから、ボツボツと・・・・・・(笑)
ブログ綴りが予定の時間をかなりオーバー
推敲がすみ次第、いよいよ家事をスタート。
予定に追いつくために疾走して頑張ります。
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