前回の記事で、明日の事が予測が付くようで付かないのが人生、と書きましたが・・・・・・・
アルジェリアで人質になった日揮の社員のご家族の方々は、まさにそんな思いで、突然の事件に驚愕し、悲嘆にくれておられる事でしょう。
或いは、不穏な情勢の国ゆえ、明日の身の危険は常に感じながら、覚悟のお仕事だったのかもしれません。
毎朝起床時、日中も度々gooのニュース等をチェックして、全員無事救出、という朗報を待っている私ですが・・・・・・・
楽観は許されない事態のようで、胸が痛みます。
今朝は、さらに4人の日本人の安全が確認されたと知り、幾分ホッとしています。
今回の事件は、過去に植民地支配をしていたフランスが、軍事介入もし、深くかかわっている国とのこと。
数年前にあったパリの地下鉄のテロ事件も、イスラムの過激集団によるもののようです。
また嫌な事件が起きなければいいのですが・・・・・・
実は明日、次女がパリへと、一週間の出張に旅立ちます。
何だかちょっと心配しないではおられません。
我が子二人の世話を、旦那さんに預けての旅立ち。
私の心配をよそに、Mちゃんの話しでは、主婦業から解放される、希少な最高に楽しい時間とのこと。
今勤める会社では花形の広報の部署で働くようになったのも、パリ出張中、開かれたホテルでのパーテイーで隣席した上司に気に入られ、引き抜かれたからでした。
ある商社から転職し、数年経過した頃のお話です。
商社では、帰宅が午前様、といったことが頻繁で多忙を極めていました。
ベトナムへ転勤で、一人暮らしで二年間、駐在したこともあります。
ハノイ大学に一年間、留学の経験もさせてもらった娘です。
その転勤の発令も、娘のこととはいえ、明日の我が身は予測できない、という言葉が当てはまりそうな、晴天の霹靂の出来事でした。
妹、夢路が、
「お姉さま、本当にいいの。大切なな娘を一人でそんなところに行かせて」
と言ったのが、今なお記憶新しく、思い出されます。
意外にのんきなところもある私。
会社の命令だから仕方がない、との思いで、その頃はいました。
まだ発展途上国の国ゆえ、治安も良くないのでしょう。
出勤、退社は、すべておかかえの運転手付きでしたから、幾分安心できましたが。
とても良い経験をさせてもらい、帰国後も、会社のアニュアルレポートの小冊子の表紙に娘の写真を載せてもらったりと、大変お世話になった会社ですが、なにぶんにも、仕事の忙しさが半端ではありませんでした。
仕事と結婚の両立は無理との判断で、今の外資系の会社に転職した次女です。
長女のMちゃんも、まったく同様の理由で、育児休暇中に、今勤める外資系の会社に転職しました。
お給料は幾分下がったのでは、と思いますが、良い選択だったと、私は今働く娘達の楽しそうな姿を見て、しみじみ思います。
家事との両立を果たさなければならない娘達。
仕事が辛そうでは、母親として見るに忍びませんが・・・・・・
仕事が楽しい、と言ってくれるほど、有難く心が休まることはありません。
外資は、保守的な日本の会社と異なり、自由闊達な雰囲気があり、出勤時間も服装も割と自由ですから、女性には向いた職場かもしれませんね~
また次女に話しを戻しますが、今回のパリ出張において使用するビジネス用語は、ほとんど英語のようです。
自分の国の言語への誇り高いお国柄とはいえ、英語の優越は越し難いのでしょう。
次女も長女も頑張り屋さんで、英検一級の資格を、社会人になってから取得しています。
次女は更に頑張り、かれんをお腹に抱えている育児休暇中、K君が保育園にいる間にフランス語も猛勉強。
そしてついに、フランス語の一級の資格も取得しました。
私がこのブログを開設し、数カ月たった頃のことです。
記事でも触れましたが、ご記憶の方は先ずいらっしゃらいませんでしょう。
勉強中、旦那さまから、大学を受験した時の気概を思い出して頑張れ!と度々励ましてもらったようです。
もともと才能に恵まれた長女と違い、お姉ちゃんに追いつきたい一心でひたすら努力を重ねて頑張ってきたような若い頃のMちゃんです。
その努力を、三十代、四十代になっても忘れず、夢を追い続けているようにも見えます。
お婿さんの絶大なる支えがあってのことと、Hさんにも心から感謝しています。
一週間の出張は楽しいとはいえ、大変な苦労もあるに違いありません。
行き先の国が関係するテロ事件も中東で起きているので、くれぐれも気を付けて、お仕事に励んで下さいね。
私も留守中には、多少の手助けができるように頑張るつもりですが、なんと旦那さまがインフルエンザにかかってしまいました。
このことについては次回の記事で、さらに詳しく書きたいと思います。
二日連続で綴るの、最近では珍しい事ですが、出張に出かける娘に送りたくて、書きました。
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