今日も、一昨日の私の過ごし方の続編です。
長女宅から帰宅途中、デパートが閉店する少し前に、寄ったお店について。
そのお店とは、しばらく前の記事でもご紹介した、洋服のお直し専門店「ピックママ」です。
前回頼んだ洋服二枚の受け取りと、さらにもう一枚、この日にもお願いしました。
お直しが完成した一着は、下の画像の服です。
きつくなり、身幅を少し広げてもらいました。
とても満足のいく仕上がりで、なんだか得をした気分です。
無地のワンピースは着回しが色々でき、とても重宝します。
全部同じお店で購入していますから、違和感がありません。
カーデガンを羽織るとカジュアルなイメージにも。
お願いした洋服を二枚、受け取るとき、私は言いました。
「もう二十年近く着用している洋服なんですよ」と。
少々恥ずかしく思いながら・・・・・・。
すると、お店の方が、答えられました。
「そんな風には、全然見えませんよ。とてもきれいで、生地も傷んでいません」
この言葉を、私はとても嬉しく思いました
一流のブランドの物を、多少無理をしてでも購入し、長い間、着続けるが、私のお洒落のモットーの一つだからです。
良い生地を使用し丁寧に縫製された洋服は、その期待に十分応えてくれます。
スーツでスカートもありますが、丈が短くて、今ははく勇気がありません。
上の画像の洋服は、イタリア直輸入のあるブランド店で購入しましたが、残念ながら日本から撤退してしまいました。
大好きなお店でしたが、私の予算では、求めるのはかなり厳しい。
買うときは、いつもセールを狙いました。
この二枚もお直ししてもらっています。
チヤコールグレーの上着は、今回お願いしたものです。
最初に載せたワンピースのお店は、セールはしてくれません。
このジャケットも。
ピックママで直してもらった服は、まだまだあります。
ほとんどが肩幅の詰め、着丈を短くしてもらっただけですが・・・・・・。
そういえば虫の被害に遭い、穴が開いてしまったものも。
寝込みたくなるほどショックだったのが、下のジャケット。
私はクリニング屋さんのミスでは、と当時疑って仕方ありませんでしたが・・・・・・。
スカートでも、似たような事があり、その時は色まで変色。
十数年前に購入したものでしたが、クリニング屋さんが、私が求めたお店に元の価格を問い合わせ、なんと数万円賠償金を払って下さいました。
虫食いのジャケットも、お直しで目立たなくしてもらいましたが・・・・・・。
ウールではないため、かけはぎは不可能で、ミシンステッチによる補修です。
チョッと目立つ。
外出着として、今後も通用するか、微妙な所なんです。
娘に相談してみようと思っています。
OKが出れば、堂々と着てしまいます。
まだ2~3枚、気になっている服があります。
下のワンピースは、ブランド店で購入したものではありませんが、大好きな普段着です。
とても涼しくて、体に楽。
背のファスナーが壊れてしまいました。
スカートの下の部分が、少し切れています。
とても迷いますが、おそらくお直しをしてもらうでしょう。
色も褪せてきているのですが、手放したくなくて。
流行には無頓着な私ですが、多少は気にします。
一万円前後のお直し代で、数十年前の服を気後れせず、堂々と着てしまう、お得な性格の私です。
遺族年金の身となり、収入が半減以下になってしまった今の暮らしでは、良いものを長くが私の信条でも、買い物は、そう気楽にはできません。
こだわりの強い私ですから、もともと気楽に物を買う私ではありませんでしたが。
今は一層その傾向が強くなってきました。
でもそのお陰で、好きなもの身に付け、好きな物だけに囲まれて暮らせる幸福感を、今改めて、しみじみ味わっています。
衣類はむろん、家具、小物類、すべてにおいて、私のこの気持ちを今後も大切にして、素敵な暮らしを目指したいと願います。
今の季節に着用できる、私が一番好きなワンピースです。
12月に夫が亡くなった翌年の2月。
まだ悲しみのどん底に私はいました。
お洒落をして心機一転、元気になろうと思い、予算を無視して、衝動買いをした一枚です。