やっと演奏会のお話に辿りつきました。(笑)
私は、音楽の専門的知識はゼロ、と前の記事でも書きました。
そのため、演奏の感想を述べるのはとても苦手。
皆さん、練習の成果がとても出ていて、お上手。
先生のきめ細やかなご指導がうかがえる、素晴らしい発表会でした。
その程度の思いしか記せません。
次女のMちゃんがさっちゃんに贈ったブーケ
先生に、初めてお会いしたとき、私は一目惚れ。
桜ちゃんは、まだ就学前でしたが。
直感で、心から信頼できる指導者だと、私は思いました。
若夫婦にも、絶賛したものです。
ピアノのレッスンだけでなく、人育てもお出来になる方だと。
その私の期待を、やはり裏切ることはない先生でいらっしゃるようです。
さっちゃんは、ピアノのみならず、色々な薫陶を受けてきたことでしょう。
ご指導を受け始めて、8年以上になると思いますが、若夫婦も心から信頼しているのがよく分ります。
パパは、大学に入学してからでもいい。
Rにもピアノを習わせようかと言っていましたが、私も大賛成。
本人が望めばの話でしょうが。
演奏を始める直前のさっちゃん
さっちゃんの演奏は「素晴らしかった!」の私はひと事のみ。
単純な感想しか、私は言えなくて。
但し二曲とも、全く耳慣れていない、初めて聴く曲でした。
去年さっちゃんが弾いたショパンの即興曲や、月光ほどの感動は覚えなかったかもしれませんが。
難しい曲を見事に弾きこなしている、と言った印象でした。
(プログラムが手元になくて、曲名が書けません)
前の席に移動して娘の演奏を見つめる両親
皆の演奏に聴き入る次女
けれど、どうしたことでしょう。
その後のさっちゃんの様子に、元気が感じられません。
ママの傍で、うなだれてしょんぼり。
さっちゃんは、自分の演奏に、心から納得できていないようです。
私は、見事に弾けていた、としか思えないのですが。
音楽に詳しいパパもママも、満足しているように見えましたが。
その元気のないさっちゃんを見て、パパが一言、言いました。
「もっと良い弾き方が、桜にはあったのだろう。
最良ではなかったという残念な気持ち。
その心の持ち様は、とても大切な事だよ」
と。
ママも、頷いて同感していました。
小学生の頃までは、元気いっぱいで、天真爛漫。
くよくよなど全くしない子に見えましたが。
そのさっちゃんが、今では、ピアノの弾き方一つにしても、理想と夢を追っている。
その心の内を垣間見て、想像以上の孫娘の成長を思い、なんだか胸が熱くなってしまった私です。
でもそのうち、さっちゃんも元気になり、記念撮影のため壇上へと。
先生に家族でお礼のご挨拶をして、車で自宅近くまで戻り、予約したレストランでお夕食。
次女は、家族が待っているため、夕食は共にしないで、帰途に就きました。
浪人生のR君は、この日は塾で8時まで模擬試験があるため、いませんでした。
発表会が終わり、スマホを愉しむさっちゃん。
お疲れさまでした。
夕食の席では、豊かな話題で盛り上がり、私も心から愉しめたひと時でしたが。
先生の下を巣立った音大生の演奏についての感想などが、あまりに専門的でびっくり。
若夫婦の音楽を聴く耳の確かさを、私は羨ましく思いました。
時間がないので料理の画像は一品だけ
印象的なお話がいくつかあり、記事で触れたいところですが、長くなるので、これで、今日は終わりにします。