最近手掛けたことに、私にとっては心がたいそう重くなる出来事がありました。
その後しばらく、体調を崩してしまったほどに。
その出来事とは、遺品の整理。
両親が亡くなり、夫も居なくなり、一人暮らしの私ですが。
夫の遺品と母の衣類の多くは、そのまま手を付けず保管したまま。
父母が暮らしていた家は私と同居が決まり、売却を決めた時点で、更地にしました。
私は両親の介護で家を離れることができず、妹に実家の取り壊しの際の手続き、立ち合いなど、すべて一任。
更地にするために、重機が取り壊しにかかった時のこと。
想い出がたくさん詰まった多くの物品は、その時ごみと化し、一気に処分されたと妹から聞いています。
妹の話では、慣れ親しんだ物がほとんどゴミになってしまうのは、いたたまれない心境だったけれど。
郷里が遠隔ゆえ、どうすることもできなかった、と言っていました。
やむを得ないことだったでしょう。
私はその話を聞いたとき、せつない心情になりましたが、妹の苦労を思って、返す言葉などありませんでした。
本当にご苦労様。
そんな心境ではなかったかと思います。
恐らく私が死んだときも、同じことが繰り返されるのでしょう。
我が家は、築三十年以上になります。
それにしては、間取りも斬新で、割ときれいなほうかもしれません。
でも長生きすれば、経年劣化で売ることはできず、取り壊しの運命になるやもしれず。
その時の娘たちの苦労を思うと、それは、想像をはるかに超えて大変そう。
その前に断捨離をできるだけ行い、家の中をすっきりしておかなくては。
そう思うものの、大胆に取り掛かることはなかなかできず、今日に至ってしまいました。
ぼつぼつでしたら、思いつくたびに日頃手掛けてきた作業ではありますが。
郷里の繁華街にある舶来用品専門のブティックでいつも仕立ててもらっていた母。
ワンピースがほとんどです。
断捨離にあたって、もう使用することが絶対ない両親や夫の遺品は、ゴミになる前に、少しでも丁寧に扱ってもらえるところを見つけ、手渡すことができれば、と願っていました。
買取業者と名乗って、訪問させてほしいとの電話がよくある昨今。
けれど、素性もはっきりしない業者さんに、思い出の品を手渡してしまうのは、なんだか忍びなくて・・・・・・。
ずっとためらってきました。
寄付も考えましたが、カジュアル用品よりお出かけ着が多いい我が家
そのような衣類は、あまり役立たない、と聞いたこともあります。
送っても、ごみとして処分されてしまうかもしれません。
夫の衣類はコーディネイトしやすいように、ほとんどバーバリーで統一していました。
Yさんはおしゃれっ気の全くない人。
私がすべて用意しました。(笑)
色々思いを巡らしたものの、遺品の扱いにベストと思われる方法がをなかなか見つけらなくて悩んでいました。
ところが最近のある日のこと。
思いがけない良き知らせの折り込み広告が、ポストの中に入っていました。
その広告とは、どんな内容だったでしょう。
続く
9月24日記述
園芸日記
下の画像が、最近(10月)買った草花です。
袋物の手前が半日蔭に適した植物です。
その後ろが日当たり用。
日当たりが条件の草花は植木鉢に植え、庭の彩を演出。
花壇は常緑の多年草で半日蔭にも適した植物を植えることを徹底しよう、と考えています。
果たして私のイメージ通りにお庭がなってくれるでしょうか?
経費のあまりかからない庭を目指していきます。
その大きな方針替えのために、この度は、いつになくたくさん苗を購入しました。
園芸費は、私は、毎月貯めている余裕費から捻出しています。
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