長女と次女の中学受験に至るまでの思い出話を綴ってきた私ですが、最後に大学受験の話題も取り上げます。
長女の中学受験の時は、特殊な事情から、私も精一杯協力しましたが、教育ママとは程遠い性格の私でした。
中学生になってからは、学習は子供任せ。
成績表にもあまり関心がなくて。
子供達を信頼していたので、ほどほどの成績はとってくれていると、安心していたのかもしれません。
元気に通い、充実した学生生活を送ってくれればそれで十分でした。
次女が我が家に置いたままの大学の卒業アルバムから、画像を広い集め、アップしました。
将来は、良き人に巡り合い、専業主婦になって幸せな結婚生活を送ってほしい。
私の願いは、その一つだけ。
女性が働くなんてとんでもない、と言った古い伝統的価値観に縛られたままの私でしたから。
その事で長女とは言い争ったこともありました。
長女はテニス部で思い切り学生生活を謳歌
政治家の木原誠二氏は娘と同期で、キャプテンとして活躍されました。
次女はアメフトのマネージャーとして活躍
その思いに、突然変化が起きたのは、長女が高校二年生の時に受けた駿台の全国模試です。
確か長女は、大学の受験準備のために、高2の夏頃から塾に通い始めたと思います。
次女は高一からでしたが。
まだ熟生になって間もなかった頃の事。
駿台で全国模試が実施されました。
その結果がとんでもなく良い成績だったのです。
確か全国で、50番以内だったと思います。
わが目を疑い、腰が抜けそうなくらい私は驚きました。
この時からです。
私が思ったのは。
この子はもしかしたら、国立のT大学も目指せるのでは、と。
その後も、何時勉強に打ち込んでいるのか分からないような態度と暮らし方のMちゃんでした。
これではいくら才能に恵まれても、合格は無理だろうと何度思ったかしれません。
いわゆる短期集中型の典型のような娘でした。
次女も同様にT大学に合格できたのですが・・・。
お姉ちゃんの数倍努力し、その姿は痛々しく見える程の頑張り屋さんでした。
私は中学受験の時の様に協力することは出来ず、全て本人任せ。
卒業アルバムの次女。
今よりふっくらして可愛い。
娘達が受験勉強に励んでいるんだから、私も何かに一つくらい打ち込みたいと思い、
読み始めたのが、中央公論出版の日本の歴史24巻と、世界の歴史16巻でした。
私が結婚したころ、夫が単行本で読んでいたのを想い出し、私は手軽に読める文庫本にしました。
これは協力とは言えませんんけれど。
私も多少は学究的な暮らしをしないと娘に申し訳ない。
そんな気持ちだったのかもしれません。
娘達がT大学生になった時点で、専業主婦になり幸せな家庭を築いてほしい、と言った私の夢は消滅しました。
でもその頃になると、時代の流れの変化を、私もはっきり感じ取れるようになっていました。
私の古い価値観を娘に押し付けなくて本当に良かった、今更ながら思います。
娘二人は銀行と商社から転職。
今は自分たちに相応しい外資の会社で、英語を生かして、生き生きと働いています。
努力家の次女のMちゃんは、英語とフランス語が流暢に話せます。
ベトナム語も。
「鳶が鷹を生む」の諺は、正に私達母娘にピッタリです。
追記あり
度々変更して申し訳ありませんが、ランキング参加はやはり取り止める事に致しました。
もう二度と参加しないつもりです。
のびのびと気ままに綴り、更新も不定期といたします。
今後共、気が向かれましたら、私の日々の思いに目を通していただけると嬉しいです。
沢山の応援、とても心の励みになりました。
本当にありがとうございました。