3月8日は、社会への女性参画を願う日として国連が定めた「国際女性デー」でした。
イタリアでは、「ミモザの日」と呼ばれているそうです。
男性が女性にミモザの花を贈る日なのだそうです。
実は、そんな謂われのあることも知らないで・・・。
我が家の庭をリフォームした20年前のこと。
ガーデナーさんに強く勧められるままに、庭にミモザの木を二本植えました。
ミモザの花の色はもっと淡い黄色。
この画像はイメージが少し違いますね
次第に大きくなり、春先には、鮮やかな黄色の小花が咲き誇りました。
さぞかし、道行く人の目を引いたことでしょう
圧巻と言えるほどに、見事な咲き振りでしたから。
黄色は、今でも私が大好きな花の色。
厳しい冬を乗り越えた私の心に、早春に咲くミモザの花は、元気と活力を、毎年一杯授けてくれたものです。
ところが近所の奥様に、「ミモザは花粉症の原因になるのよ」と言われ・・・。
肩身が少々狭くなったりもしましたが。
当時は、愛して止まない、我が家のシンボルツリーでした。
その頃の庭のミモザの木
そして、台風シーズンが訪れたある日のことです。
とんでもないことが起こりました
台風がおさまり、ホッとした朝、ファミリールームに入ると、いつもより部屋が明るくて清々しい雰囲気。
空も広く感じられ・・・・
その気持ちの良い変化を、台風一過の晴天のせいと思い込み・・・。
何ら疑うこともなく、喜んで受け入れた暢気な私でした。
そして、おもむろに席を立ち、居間のカーテンを開けところ驚愕。
ミモザの木がありません。
何と、夜中に吹き荒れた強風のせいで、二本共なぎ倒されてしまっていたのです。
ただ茫然。
ミモザの根は浅く、強風に弱い事を。後で知りました。
残念で、そのショックからしばらく立ち直れなかった私でしたが・・・。
庭をリフォームしたのは、初孫のR君が誕生する直前の事。
ミモザと共に過ごした時代は、まだ私は50代。
孫のお守りにも追われ、溢れるような幸せを噛みしめている頃でした。
懐かしい時代のその頃の良き想い出と共に、我が家のシンボルツリーだったミモザの木は、
今もなお、私の心の中で生き続けています。
花のように泉のように
お立ち寄りくださいまして有難うございました。
上の画像、過去に使用していたものですが、
ランキングのバナー代わりに,また貼ることにいたしました。
当時次女宅の庭に咲いていた野の花を摘んでコップに差しただけのものです。
かれんちゃんが、まだ二歳の頃の事です。