nonnon日記
勿論、優しくて明るい子もいるが、
人を傷つける言葉や、暴力が目立つ。
どう対応したものか・・・ホントのところ、迷ってしまう。
今日は、小学校の先生から電話があった。
昨日、2年生のA子ちゃんが、1年生のB君とふざけ合って
手を引っ張り合っているところに、2年生のC君がやってきて
A子ちゃんにキックした。A子ちゃんは、お腹を抱えてうずくまった。
A子ちゃんとC君とは学校で同じクラスで、日頃からC君は乱暴物、A子ちゃんは
内気で友達は少ない子。A子ちゃんのお母さんは学校の先生で、「A子ちゃんが、
イジメをうけているのではないか・・・」と心配して、担任の先生に相談した。
こちらの指導員曰く 「C君は、誰にでも平等に暴力を振るうので、
特別にA子ちゃんをイジメているわけではないと思いますが・・・」
全く弁解にはならないけれど、事実である。
C君のご家庭は、お母さんがいない。
今の職場で、乱暴者ワースト5に入る子のうち4人は家庭に問題があり、愛情を
たっぷり受け取れずに育った子たちのようである。
一体、どうしたら、こんな宇宙人みたいな子が育つのだろう、と最初は不思議だった
けれど、それぞれ背景に、いろいろな事情があるのだ。
小さな体に、受け留めきれない程、キツイ事情が・・・。それもみんな、自分が
招いたことでなく、大人の‘やむを得ない事情’に‘翻弄’されているのだ。
・・・ただ叱るだけでは、決して良い方向に導くことはできない・・・
ことだけは確かと思う・・・・。