nonnon日記
カール君の夢を見て目が覚めた。
預けてあった場所に迎えに行って、
「さァ、カール帰ろう」と抱き上げると
真正面からあの大きい、つぶらな目がじっと私を見つめた。
夢の中の私は、当たり前のようにカールを車に乗せて走り出した・・・
目が覚めて・・・嬉しいような、切ないような、複雑な気持ちになった。
こんなにカール君の顔がはっきり現れた夢を見たのは、
この2年半の間で初めてなのだ。
今日は何の日?きっと何か意味のある日だ・・・・。
と調べたら・・・「彼岸の入り」の日であった。
「彼岸」について調べると・・・・
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「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多」から来たものといわれ、
煩悩と迷いの世界である【此岸(しがん)】にある者が、
「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で「悟りの世界」
すなわち【「彼岸」(ひがん)】の境地へ到達することが出来るというものです。
太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる
春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、
この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると
考えられていたのです。
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だそうなのです。
今年のお盆は暑かったから、涼しくなったお彼岸に
カールの魂がやってきたのかもしれない。
大好きなカツオ節を供えて・・・・
カールや、お母ちゃんは君のこと、ずーっとずーっと忘れないよ。
でも認知症になった時は・・・ゴメンな・・・・・。