もやいマンション日記

マンション役員の体験を綴った「マンション日記」に、プライベート所感を綴った「nonnon日記」が混ざっています。

No.339「シロ猫だけどクローニャン!(その4)」

2019-07-18 | 日記

               nonnon日記

(この写真は、母親猫のシロと息子猫のハクです。ジイチャンが老人ホームに

入ってしまった当初の1年間、こうして親子2匹で、仲良く家を守りました。)

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さて猫小屋でストレスフルな日々を送った4匹の猫、シロ、ハク、ユキ、サト。

(サトだけ、どうして「サト」なのか、首をひねっていた。親戚に「さとし」と

いう人がいたが・・・ジイチャンの命名パターンに外れる。ハッと思いついた。

もしかして「砂糖」のサトではなかろうか?どうでもよいことではある・・・。)

親子喧嘩、兄弟喧嘩に明け暮れた末、ついにユキとサトは、家出した。

娘Bが次に帰省した時は、シロとハクの2匹しかいなくなっていた。なんでも

ユキとサトは、ご町内の少し離れたお宅に居ついて、そちらの猫になったらしい。

ジイチャンは、少し残念そうではあったが、「それでいい」と言っていたー。

さてそれから10数年・・・長い月日が流れ・・・ジイチャンは、いろいろ

スッタモンダの末、彼女とも別れた。ジイチャンと猫2匹の平穏な日々は続いた。

でもジイチャンも寄る年波には勝てず・・・80代末についに老人ホームへ。

夜になっても灯りの点かない家、冬にも暖房のない家で、2匹は暮らした。

近くに住む人間の娘Aが時々餌やりと掃除に訪れた。

ある日、娘Aは、家の中に、見知らぬ猫がいるのを見つけた。人相、じゃない、

ニャン相の悪いドラ猫!台所のドアの穴から侵入したらしい。

ご飯は全部食べられ、シロとハクは行方不明・・・必死に探したら・・・

2匹は、2階のジイチャンの書斎の押し入れの奥で縮こまっていたそうな。 

多分、喧嘩に負けて家を’占領‘されてしまったのだ。こんな場面に出会った時の

人間の娘Aは、非常に頼りになる。直ちにドラ猫を叩き出して、台所のドアの穴

を塞いだ。(ついでながら・・・ジイチャンは、昔、我が家で飼っていた猫が

あまりに外のボス猫にいじめられる光景に、我慢できなくなり、そのボス猫を

捕まえて籠に入れてスクーターの後ろに積んで、山の中に捨てに行った。

何と、猫にとって、頼り甲斐のある飼い主であろう!)

 

 

 

 

 

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