nonnon日記
現在20歳猫ハクは、とても元気だ。
6月に急にトイレに頻繁に行くようになり、食べたものを吐き、これは一大事と、
近所のA動物病院に連れて行った。急性膀胱炎と診断されて「2週間効く抗生剤
を打っておきましょう。」「はい。」(何も解らないのでお任せであった。)
家に帰ってきて、頻尿が止ったので、安心していたら・・・。3日して、何も食
べなくなった。弱っていく・・・。変だ!
慌てて遠方に住む獣医の友達に相談すると・・・「そんな高齢猫に、強い抗生剤
を打っては、一気に腎臓をやられてしまう。早く点滴して流さなくては。」という
ので、また慌ててB動物病院に連れて行った。すると「うちでも、そんな高齢猫に
そんな抗生剤は使わない。でもトラブルに巻き込まれるのは困る。」と先生。
「訴えるとか、そんなことは、全くないです。この子を救ってほしいだけです。
高齢なので、ほぼ、あきらめています。ちょっとでも元気になれたら嬉しいです。
お願いしますツ」・・・と必死に頼み込んだ。
「では上がりなさい」ということで、3日続けて点滴に通い、2日間、点滴の実技を
習い、自宅点滴を始めた。最初は1日おきに点滴して、ハクも私も慣れない(背中
に針を突き刺す)医療作業に手間取って、ドタバタ、疲れた。
でも何でも回数こなせば慣れるもので、あれから5か月。今では1週間おきの点滴
で大丈夫な程、ハクの体調は好転している。B病院の2種類の腎臓病猫用サプリも、
ハクの体にピッタリの様子だ。獣医の友達とB病院の先生の連携で、ハクの命は助か
ったのだ。危なかったけれど、ラッキーな猫である。
夜、夜中、ハクのご飯を食べるカリカリという音を布団の中で聞く時・・・・
ああ、ハクはあんなに強く、たくましく生きようとしている・・・と私も励まされ
る。歳をとると、猫でも人間でも、どっかこっか、体は悪くなります。それでも、
「体調の贅沢を言わず」それなりに生きる、ことで幸せを見つけて生きれるのでは、
と思うのです。
最近感動した川柳、TVで紹介されたので、ご存知の方も多いかと。
今日もまた 忘れながらも 頑張るぞ
(この作者のセンスには脱帽です。)