nonnon日記
夫の入院する病院でも、リモート面会が始まった。
患者は部屋にタブレット、家族は相談室のパソコンの前で。
(スタッフの方はお手数ですが、こちらは大変有難いです。)
まず夫は、一生懸命、目を大きく開こうと、瞼に力を入れている様子。
近況をなんだかんだと報告すると、「うん、うん」と目パチで答える。
前の晩に、娘と孫からのメッセージを録音してあるLINE(電波が届かない
ので、直接通話は無理で)の声を聞かせると・・・・とっても嬉しそうな顔。
コロナ禍で、病室に入ってケアをすることができなくて、もどかしいけれど、
(病気ながら)元気そうな夫の様子が見れてまずは安堵。貴重な15分でした。
3月から、全く夫の付き添いができず、「もしかすると・・・このまま、
ずーっと会えないままにお別れになるのか・・・」と、チラと無力感に覆わ
れたり・・・。お互いに顔を見れると、それだけで、希望が湧きます・・・。
今、全国の病院や施設で、患者、家族、そして医療、介護スタッフもいろん
な不自由を被っていると推測します。でも根気強く、じーっと待ちましょう。
止まない雨はない。 いつか綺麗に晴れる日が来るでしょう・・・。
その日まで、どうか、維持できますように・・・。