もやいマンション日記

マンション役員の体験を綴った「マンション日記」に、プライベート所感を綴った「nonnon日記」が混ざっています。

No.311「夫、転院して2か月、元気になりました。」

2016-09-26 | 健康・病気

                              nonnon日記

 必死の転院から2か月経った。まだ2か月なのに2年位経ったような気がする。

あのまま前の病院に居たら・・・夫の体には間違いなく管が2つ3つ増えて

付いていたことだろう。

看護師さん達のこの患者達に対する‘態度’の違いはまた何ということだろう。

個人的な資質の集合体としての問題なのか、上司のカラー、指導力の問題なのか。

とにかく、今では、夫の病状が好転し、ホットしている。

この2か月

パーキンソンの薬、ドパコール はゼロ。

     鎮痛剤 リリカ もゼロ

 しびれ、震えの薬 リボトリール  もゼロ  

つまり、「脳関門を通過する強い薬」は全く無くなった!

今の薬は 胃腸薬  ドンペリドン + 漢方薬

     痰の薬   ムコダイン

     前立腺薬  ハルナール  

    睡眠導入剤  ハルシオン

   3日に1回の下剤  ピコスルー

  と、副作用の少ない薬になった。

心配された拘縮もあまりなく、痛みもなく、落ち着いた感じで目力も

しっかりしている。 週に3回、車いすでのリハビリ、

週に2回は ゼリー、水ようかん、プリン、茶碗蒸し等、食べるリハビリも。

視線入力装置は難しくなってきたが、イエス、ノーは、マバタキで応える。

コエンザイムQ10  と 黒酢 も 強力な味方だ。

今まで2回位は 「もうダメか」と思ったこともあったけれど、

夫の「弱そうで実は強い生命力」を信じることにした。

このまま維持して、「再生医療」で復活できたなら、と思う。

 

 

 

   

    

    

 

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No.310「難病でも、良くなることがある。」

2016-09-06 | 日記

             nonnon日記

多系統萎縮症で8年目の夫、転院して先日1年半振りに視線入力装置を使った。

(前の病院では、なかなか使えず、バッグ等を掛けるハンガーになっていた。)

孫娘の名前の最初の文字が入り、しきりにサ行を入れようとする。

「ああ、〇ちゃんの写真、見たいんだね」というと、目パチ。

次々に見せる写真に見入って満足そうであった。

昨日は絹ごし豆腐を食べ、今日は、カボチャ入り味噌汁を3匙。

2匙3匙・・・、ほんの少しの量ではあるけれど、口に含んで味わう時の

夫の懐かしそうに、ジーっとまるで空を見上げるような表情ったら・・・・。

ウンウン・・・次は、何食べたいのや?

柔らかくて美味しいもの? ウニは生で、お腹こわしては大変だし、

大好きなシメサバは、歯がちゃんと動いて、噛めるようにならないとね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この先、夫の病状がどうなっていくのか、解らないけれど、患者の幸福度を

尊重する姿勢のあるこの病院に転院して、本当に良かったと思う。

願わくば、「難病でも、こんなに良くなることがある。」

と、'未来`に怯える 多くの’難病初心者‘ の人達にメッセージを送れたら、

と思う。

人が生きていくには、どうしても、’希望‘ というものが必要だ。

 

 

 

 

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