nonnon日記
先月から、5分間だけ夫の病室に入ることが許されるようになった。
月に1回だけ。先月は息子と二人で入って、近況報告。
その前の月、夫は腎臓結石でまた高熱が出て、点滴期間も長かったので、
ハラハラしたけれど、乗り越えることができて、おまけに世間ではコロナ状況が
収まってきて、幸運にも「生面会」が実現したのだ。
病院のケアが優れているのも勿論だけれど、運に恵まれているのか、夫の体が
強いのかー(本当に運も体も強ければ、そもそも病気にならない!)
コロナが猛威を振るっていた時は、「もう、このまま会えずじまいにー」
と半分絶望感もあったけれど。良かった、良かった!
今年結婚した息子が、「来年は、パパになるよ」と報告したら
手足も動かず、口もきけない夫は・・・力強く「目パチ」で返した。
とてもとても、嬉しそうな様子が見て取れた。
止まない雨はない・・・し、嵐の時は、じーっと我慢してうなだれて
やり過ごしていれば・・・いつかお日様が出て、ニッコリ笑ってくれる時も
来る。たまに嵐のままーということもあるけれど・・・その時は運命と思って
あきらめる。そもそもこの世に不滅のものはないのだから。
人事を尽くして天命を待つ
夫の病気に無理やり付き合わさせられて、無理やり学ばさせられたことは多い。