nonnon日記
(上から2匹目が若い日のハク)
子猫達はスクスク育ち、じいちゃんは、それぞれ色違いの首輪
をつけて、親猫はシロ、娘猫はユキ、息子猫2匹には、ハク、サト、と名付け
て可愛がった。人間の娘Bのところに6枚も写真を送った。娘Bのところにも
シャム系猫がいて、その写真をじいちゃんに送ると、電話で「なんだ、タヌキ
のような猫だな。」とノタマッタものである。誰でも自分家の猫が一番可愛いと
思っている。いつも見ているので、美の基準がそこになるようだ。
じいちゃんは、4匹の猫に囲まれて、幸せな生活を送った。・・・・
ところが・・・しばらくして、猫たちにとって、その平穏な日々に暗雲が
立ってきた・・・。
猫達の体力が余ってきて、自由気ままにワイルドにイタズラを始め・・・
襖はボロボロ、家中あっちこっちで爪とぎの跡・・・次第に、じいちゃんの手
に負えなくなってきた。そして、猫達にとって不幸なことに・・・
その頃、じいちゃんに、お付き合いする女性ができたのだ !
さらに輪をかけて‘不幸’なことに・・・
その女性は、猫が嫌いであった!
じいちゃんの「幸せ」は猫達にとっては「災難」となった・・・。