nonnon日記
番犬ならぬ番猫の話である。
‘里親フェア’で母娘の2匹の白猫を
もらってきました。
間もなく、親猫のお腹が大きくなって、
なんと、2匹の雄猫が生まれました。
すぐに大きくなって、母子4匹の元気な成猫となり、
フスマや畳がボロボロに・・・。
父も体調を崩したこともあり・・・・困った父は、庭に3畳程の
小屋を建てて‘猫小屋’に4匹を住まわせました。
狭い小屋に閉じ込められて、
元気な猫4匹は、ストレスで、喧嘩ばかり・・・。
(この時期、猫達は本当に荒れていました。)
ついに、スキを見て、2匹が逃げ出し・・・
(独立心の強い子、2匹の家出でしたね。今では、2匹共、よそのお宅で
飼われているらしい、です。)
結局、母猫と、ちょっと気弱で素直な息子猫、(人間にすれば、マザコン気味?)
の2匹が残りました。
その後、父は入退院を繰り返し、一戸建ての実家は、ついにこの2匹で守ること
に・・・。
今では、入院中の父の楽しみは、外出許可が降りて、帰宅して、この2匹の猫に
会うこと、なのです。毎日、姉が訪ねて、餌だけは、与えていますが・・・。
人間が住んでいないので、戸の隙間から、付近のボス猫や、なんとイタチまでが
入ってきて、我が物顔に、餌を全部食べて、2匹は、2階で、恐怖で縮こまって
いた・・・という‘事件’もあったそうです。(以来、侵入されないよう、
戸は出入り禁止の密閉、閉鎖状態。)
時々、帰省して泊まる私に、すっかりなついてしまって・・・
引き取りたいとも思うのですが、父の楽しみがなくなるのでそれもできず・・・。
今回も、後ろ髪を引かれる思いで、帰って参りました。
ああ・・・・・シロ、ハク・・・(父の安易な名前の付け方・・・)
キミ達は・・・どうなるのでしょう?