6月29日(土)、現地でI さんと待ち合わせ、久しぶりにテアトロ・
ジーリオ・ショウワ・オーケストラを聴く(於テアトロ・ジーリオ・
ショウワ)。
団地前のバス停で、あざみ野クラブのYさんご夫妻と一緒になる。聞
けば、同じ演奏会を聴きに行かれるという。
麻生スポーツセンター前で下車。偶然に、前を歩く、同クラブのSさ
んを見つけ、「Sさ~ん」。
<プログラム>
1.モーツァルト 歌劇「魔笛」序曲
2.モーツァルト ピアノ協奏曲第26番 ニ長調「戴冠式」K.537*
--休憩--
3.ベートーヴェン 交響曲第6番 ヘ長調「田園」Op.68
指揮;時任康文
ピアノ;古海行子*
ゲストコンサートマスター;松田拓之
(N響ヴァイオリン奏者・昭和音大講師)
管弦楽;テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ
この日のマエストロは、武蔵野音大の器楽科を卒業し、東京音大の指
揮科に学んだ時任康文さんだ。年齢的には<おそらく>50代でしょう。
一方、ソリストの古海行子さんは、昭和音大ピアノ演奏家コース4年、
同附属ピアノアートアカデミー在籍。2018年第4回田槓子国際ピアノ
コンクールにおいて日本人として初めて優勝している。
以下、いつもながら、ひと言コメントを。
古海さんお目当てか、お客の入りがよかった。
1.モーツァルト 歌劇「魔笛」序曲
弦は14型(12-10-6-8-4)。時任さんは170cm前後かしらん。やや
微笑みながらのおじぎ。ひょいと指揮台に飛び乗った。
2.モーツァルト ピアノ協奏曲第26番 ニ長調「戴冠式」K.537*
古海さんは、155cm前後かしらん。深紅のドレスで登場。
(1)やや速めかしらん。
(2)デッドな響きの会場にピアノのツブ立ちがいい。
(3)モーツァルトは音楽の移ろいが天才的だ(モーツァルトは、「的」
というよりも天才そのもの)。ピアノの古海さんが乗って、集中力を
発揮した。
アンコールは、シューマンかと思いきや、メンデルスゾーン無言歌ホ
長調「甘い思い出」。
背中が離れ、古海さんのオッカケになりたくなった。
--休憩--
いつもワインがあったかと記憶するが、なかった。ので、コーヒーを
飲む。
3.ベートーヴェン 交響曲第6番 ヘ長調「田園」Op.68
(1)時任さんは1拍目中心の、あまり振らない指揮。楷書風の音楽だが、
音楽の流し方が上手い。
(2)クラリネット、ファゴットなど木管もいい。
(3)前へ前へと行く音楽だ。
(4)「嵐」に熱が入る。割るような金管、とくにトランペットがいい。
ティンパニも強打する。
(5)弦のカンタービレに惹きつけられる。tuttiのバランスもいいし、全
体としてオーソドックスな、きっちり演奏でよかった。
プログラム
12:54
12:56
13:41
13:42
13:46
13:48 ポスター
13:52 座席から
14:54 休憩中
15:00 同上
16:00 お開き後 駅へ急ぐ人々
16:06 帰りのバスは、再びYさんご夫妻と一緒になった。
16:42
<私のおすすめ演奏会>(期待はずれなし)
8/5 「みんな大好きモーツァルトVol.3」→こちら。
(於川口リリア)
9/7 「アニモKAWASAKI」の「トゥーランドット」→こちら。
(於ミューザ川崎)
演奏はいずれも堀俊輔/東京交響楽団。
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