最近まで知らなかったが、ちくま文庫「吉田秀和コレクション」として、昨年10月
に『世界の演奏家』が出版された。本書は文庫のためのオリジナル編集である。 . . . 本文を読む
[長文です。ボチボチお読みください。]
昨年末の12月25日、NHK BSベスト・オブ・ベストの一つとしてでフルトヴェ
ングラーの「ドン・ジョヴァンニ」が放送された。1954(昭和29)年ザルツブルグ
(*)音楽祭ライブのリマスター版である。(モノラル録音) . . . 本文を読む
今年の正月、家内の実家を新年挨拶に訪問したら、義父が「これ、おもしろいよ。
ちょっとかてえけどな」といって、一冊の本を貸してくれた。大村彦次郎著『荷風
百 夏彦がいた』(筑摩書房)である。 . . . 本文を読む
私が就職したのは36年前、昭和50(1975)年になる。わが恩師大熊一郎先生(当時
50歳前後)の持論「業界Topの会社には行かないほうがいい」に従って、就職し
た。ちなみに同じゼミのHくんは、国家公務員上級試験合格を蹴って、同業Topの
会社に行った。(先生は人を見ておっしゃったのかしらん。)
私が配属になった部には、Yというクラシック音楽好きの部長代理がおられ
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