5月31日(土)、このところ土日は雨が多い。小雨降る中、田園都市線高津駅近く
にクラシック[音楽]喫茶があると聞いて行ってきた。それは高津駅下車徒歩1
分、高津警察署前にある「珈琲の詩」という、定員20人足らずのこじんまりとした
喫茶店。
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エド・はるみを知ったのは今年に入ってからだったか。周りでは知っている人が少
なかった。一回観ただけでこれは売れると思った。苦労人である。他人(ひと)を
悪く言わないところに育ちを感じる。グ~なひとである。
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合唱にはいろいろなものがある。西洋の合唱曲ひとつをとっても、グレゴリオ聖歌 の起源は9世紀のようだし、それ以降、「有名な」作曲家でいえばジョスカン・デ ・プレ、ジャヌカン、パレストリーナ、モンテヴェルディと、バッハ(J.S.バッ ハ)に至るまでに千年近くの年月が経過している。(→菅野浩和『神の歌 人の 歌』帰徳書房に詳しい。) . . . 本文を読む
福田恆存(つねあり)が人間50歳を過ぎたら本を厳選して読むべきだという趣旨の
ことを言っていた。小泉信三はできるだけ大書を読むべきだと書いていた。
しかし、『戦争と平和』、『カラマーゾフの兄弟』など世界文学全集の作品は読ん
だことがない。現実には依然として、大書とはいえない本の濫読(らんどく)であ
る。
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5月25日(日)、平城遷都1300年記念 国宝薬師寺展(3/25~6/8)に行ってきた。
自宅を8時半に出発、上野には10時過ぎに到着したが、既にJR上野駅からは多くの
人々が会場の東京国立博物館・平成館に向かっていた。10時10分行列の最後列に
並ぶ。空いていると期待していたが、小雨の中、50分待ちでようやく入場できた。 . . . 本文を読む
4月19日に取り上げた吉田秀和『世界の指揮者』(ちくま文庫)。
それに続き同じ著書の『世界のピアニスト』がちくま文庫から復刊された。(5月
10日)--昨日、三省堂(*)で山積みになっているのを見つけ、買ってしまっ
た。 . . . 本文を読む
YAHOO! JAPAN に「クラシック音楽の泉」というブログがあります。 →
クラシック音楽の泉 。
クラシックのレコード、CDが多数紹介されており、興味深く拝見しています。
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5月7日のブログに書いた大澤武男『ユダヤ人 最後の楽園』の姉妹書である。
本書の初刊は平成3(1991)年。本来はこの方を先に読むほうがいいかもしれな
い。
ユダヤ人(※)には4千年の歴史がある。旧約聖書(旧訳にあらず!)の世界、
先祖はアブラハム。モーゼ(モーセ)の出エジプトは紀元前13世紀の話である . . . 本文を読む
平成20(2008)年5月19日(月)19:00開演 東京文化会館。
指揮;小泉和裕 ピアノ;アリス=紗良・オット(*)
リスト;ピアノ協奏曲第1番(*)
ブルックナー;交響曲第3番「ワーグナー」
小泉和裕を聴くのは何年ぶりかしら。氏がまだ20代のデビューしたてのころ、新
日フィルでしばしば聴いた。当時は足早に元気よく登場し、フレッシュな演奏を
してくれたように記憶している。現在は58歳前後である。
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講談社現代新書から4月に珍しい本が出た。(上記タイトル参照)著者はノンフィ
クション・ライターである。
ノンフィクションをまとめるにあたって、「調べる技術・書く技術」が詳しく述
べられている。中にはこんなことを書いていいのかな?--例えば、インタビュ
ーのコツなど「企業秘密」ではないのかしら?というものも含まれている。
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久しぶりに本を夢中になって一気に読んだ。小泉妙『父 小泉信三を語る』(慶
應義塾大学出版会、2008年5月26日刊)である。
著者は小泉信三の次女、大正14年生まれ。したがって今年83歳。私の母と同世代
である。5月16日(金)には、小泉信三展で天皇、皇后両陛下をご案内していた。
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ベストセラー『国家の罠』(新潮文庫)で有名な佐藤優の『日米開戦の真実』
(小学館)を読んだ。副題は「大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く」で
ある。おもしろいが、いろいろな意味で難しい本だった。
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横浜山下公園に程近い場所に神奈川県民ホールができたのは昭和50(1975)年 である。その大ホールはNHKホールをモデルにしたとされ、収容人数は 約2,500席、音響もなかなかであろうか。 昭和52(1977)年9月25日(日)、その大ホールでムラヴィンスキー、レニング ラード・フィルハーモニー管弦楽団を聴いた。 . . . 本文を読む
5月11日(日)千駄ヶ谷の津田ホールにて「歌姫たちの四季春 ソプラノ澤畑恵美」演奏会。澤畑恵美は埼玉の秩父高校から国立音大卒業。同大学院修了。文化庁オペラ研修所修了。平成元(1989)年日本音楽コンクール第1位。一躍脚光を浴びた。現在、
40台前半。今、
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