先日はやくもTVで放映されていたが、昨年(映画館で)観た「おくりびと」はよ
かった。メインの本木雅弘、広末涼子もよかったが、脇役がすばらしかった。(当
ブログご参照 . . . 本文を読む
フリッツ・ライナーは1888年ハンガリーのブタペスト出身の名指揮者である。今度
調べて分かったが、ユダヤ系のために米国に渡ったようだ。F.ライナーは、R.シュ
トラウスの教えを受けたこともあって、右手主体の簡潔な指揮だった。(--K.ベ
ーム、G.セルなどと同様である。)
. . . 本文を読む
本書はおもしろい!指揮棒について、39人(--何人知っているだろう。日本人は
一人も含まれていない。)の指揮者に行ったインタヴューをまとめたものである。
単に指揮棒に対する考え方だけではなく、音楽観も垣間見(かいまみ)ることがで
き、勉強になる。
. . . 本文を読む
何回聴いてもこの演奏はスゴイ!と感じる。「1947年5月27日ベルリン、ティタニ
ア・パラスト」(--フルトヴェングラーファンであれば忘れられないだろう。)
における、フルトヴェングラー/ベルリン・フィルの「運命」ライヴ・レコーディ
ングである。
. . . 本文を読む
東芝の現代合唱曲シリーズの多くが廃盤であることは本当に残念である。今にして
思うと、そのいくつかのLPを購入していたことはよかった。
そのシリーズ、当時のレコード番号でいうTA-60016の福永陽一郎指揮「多
田武彦作品集」は名演のひとつである。
「雪明りの路」、「雨」、「草野心平の詩から」は、北村協一の関学グリー、畑中
良輔の慶應ワグネル、それぞれの名演があるが、
. . . 本文を読む
母が保管している、父の遺品である「同期会」名簿を最近になって初めて見た。父
は大学卒業後某石油会社に就職し、すぐ昭和18年秋に千葉県佐倉の東部第64部隊に
入隊した。「同期会」名簿はその時のものである。それによれば、昭和19年には、
草野心平の詩にもでてくる石家荘で幹部候補生の訓練を受けている。
. . . 本文を読む
[今日も早起き。「時事放談」はなかなかおもしろかった。日本郵政問
題、沖縄基地問題、巨大予算問題。大丈夫だろうか?出演は武村正義氏(ムーミン
パパ)と片山善博氏だった。]
何事も基本が大事である。ゴルフでもアドレスのときのポスチャー(姿勢)が大切
であり、上手い人はみなポスチャーがしっかりしている。変な姿勢からよいショッ
トは生れない。それと同様にプロの声楽家はみな姿勢がよく。立ち姿が美しい。
. . . 本文を読む
社会人になったばかりの頃に、H.タウブマン著『トスカニーニ-生涯と芸術-』
(渡辺暁雄訳)を読んだ。とてもおもしろかった。この著者はニューヨーク・タイ
ムズの音楽評論家である。アメリカ人の書いたものだからか、難しい言葉は使わ
ず、具体的事実を書いている。
イタリア人のトスカニーニは1867年生まれ。今から2年前に没後50周年、生誕140周
年を . . . 本文を読む
10月に入って初めての「近現代史」。今年8月15日付ブログ、田原総一朗『日本の戦争』のところで、加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』について「未購入」として触れたが、10月に入って本書を購入、読み進めている。本書は、加藤陽子東大文学部教授が栄光学園の中高生を
. . . 本文を読む
山路芳久をご存知だろうか。テノールの山路芳久は私と同い年だった。三重県津市 の出身である。芸大大学院修了。ウィーン、ミュンヘンの歌劇場で活躍していた が、大変惜しいことに昭和63(1988)年12月心筋梗塞で急逝した。帰国時の過密ス ケジュールが命取りとなったのかもしれない。 . . . 本文を読む
中村健さんは、昭和7(1932)年生まれ、東京芸大を卒業、畑中良輔氏に師事。昭
和33(1958)年の音楽コンクール声楽部門第1位。現在は東京二期会専務理事を務
めておられる。中村さんで思い出すのは、昭和50(1975)年の北村協一指揮二期会
公演
. . . 本文を読む
[昨日のゴルフは男女共にプレーオフ。とくに男子の日本オープンにおける、石
川、今野、小田(五十音順)、3人のプレーオフは見ごたえがあった。ゴルフに
「たられば」はない。勝ったか負けたかである。]
10月17日(土)午前中は散髪(スポーツ刈りに近くサッパリ!)、午後錦糸町のす
みだトリフォニーへ。14:00開演のマチネー、新日本フィルのトリフォニー・シリ
ーズ第2日である。当日の指揮者は初めて聴くイオン・マリン(*)だった。
(*)イオン・マリンはルーマニア出身、オーストリア国籍を取得。1986~91年、
. . . 本文を読む
先日取り上げた畑中先生の『オペラ歌手奮闘物語』にも載っているが、二期会が結
成されたのは昭和27(1952)年だった。本CDは、その二期会が50周年を迎えたの
を記念して制作されたものである。
. . . 本文を読む