人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

遠山・今井・藤原『昭和史』(岩波新書)

2009-01-31 05:30:30 | 近現代史
昭和43、44年の東大紛争時、私は高3の受験生だったことは前に書いた。受験に落 ちて、44年4月から東京の受験予備校に通うことになった。街では「夜明けのスキ ャット」、「ブルー・ライト・ヨコハマ」、「風」などが流行っていた。 . . . 本文を読む
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林健太郎『昭和史と私』(文春文庫)

2009-01-30 05:24:42 | 読書
本書はおもしろかった!以前、小説家安岡章太郎の『僕の昭和史』を紹介した。本 書は元東大総長で西洋史家の著書のよる「僕の昭和史」である。 文字どおり昭和元年(それは7日間だった)から昭和64年(これも7日間だった)に 著者の周りに起こった出来事を描いている。 . . . 本文を読む
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SP音源復刻盤「信時潔作品集成」

2009-01-29 05:27:21 | 音楽
昨年、11月信時潔作品のSP音源復刻盤がCD6枚組みとして発売された。これは 平成20年度の文化庁芸術祭大賞を受賞している。 その中からDISC2「いろは歌」~「桜花(はな)の歌」19作品を聴いた。 . . . 本文を読む
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山崎豊子『大地の子』(文春文庫)

2009-01-28 05:29:19 | 読書
『大地の子』はNHKテレビでドラマ化されたのでもはや有名である。中国残留孤 児の物語だ。 . . . 本文を読む
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モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」

2009-01-27 11:56:22 | 音楽
風邪をひいてしまったのか、今日は体調不良で休暇を取った。こんなこともあろう かとブログは作り溜めしてある。以下はその「在庫」から。 モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は難しい。たった3分ちょっとの 曲なのにである。 . . . 本文を読む
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小泉信三『海軍主計大尉小泉信吉』(文春文庫)

2009-01-26 05:25:44 | 読書
世に名著といわれる本は数多いが、私が読んだ範囲で本書は名著のベスト5に入るだろう。本書を単行本で読んだのは学生時代だから、もう30年以上前になる。このたび、じっくり読み直し、感動を新たにした。 . . . 本文を読む
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土曜のひととき

2009-01-25 05:38:34 | Weblog
己丑1月24日(土)。 我が家の近くにはKaBoSという大型書店と市立図書館がある。本好きにはたま らない。立ち寄ると一時間、二時間はあっという間だ。 . . . 本文を読む
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丸谷才一・山崎正和『二十世紀を読む』(中公文庫)

2009-01-24 05:36:11 | 読書
丸谷才一と山崎正和の談論風発、20世紀を語り明かした本である。各章ごとに本が 取り上げられ、それをベースに話が進んでいく。ここには自由な議論がある。お互 いの刺激によって話が発展していくおもしろさが味わえる。 . . . 本文を読む
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牛村圭、日暮吉延『東京裁判を正しく読む』(文春新書)

2009-01-23 05:24:02 | 読書
知っているようで知らない、あいまいな知識というものがある。東京裁判に関する 知識もその一種である。本書は東京裁判を追いかけている、比較的若い40代の著者 二人による対談である。 . . . 本文を読む
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福田和也『山下奉文』(文春文庫)

2009-01-22 05:24:32 | 読書
昔--昭和40年代前半だろうか、『世界大百科事典』というものが流行(はや)っ たことがあった。今や「ウィキペディア」などオンライン百科事典の時代である。 全面的に信用することはできないかもしれないが、ちょっとしたことは「ウィキペ ディア」を調べれば分かるので便利である。 . . . 本文を読む
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NHK取材班・臼井勝美『張学良の昭和史最後の証言』(角川文庫)

2009-01-21 05:32:56 | 読書
分かりにくい歴史上の事件に1936(昭和11)年の西安事件がある。教科書を読んで もよく分からない。登場人物は張学良、蒋介石、宗美齢、周恩来などなど。 . . . 本文を読む
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山本夏彦『愚図の大いそがし』(文春文庫)

2009-01-20 05:24:57 | 読書
山本夏彦は平成14(2002)10月に亡くなった。80歳を超えてなお現役のエッセイス トであった。若い女性ファンが多かったようだ。 . . . 本文を読む
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宮下誠『カラヤンがクラシックを殺した』(光文社新書)

2009-01-19 05:25:23 | 読書
アンチ・カラヤンのタイトルである。しかし本のタイトルというものは編集者が過 激につけることが多いので、内容をよく読まなければいけない。 . . . 本文を読む
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NHK取材班『太平洋戦争 日本の敗因1~6』(角川文庫)

2009-01-18 08:21:09 | 読書
以前のNHK「日本の選択」シリーズに続く、「太平洋戦争 日本の敗因」シリー ズ。敗因にせよ勝因にせよ、多面的な分析が日本人は苦手だ。--「のどもと過ぎ れば熱さ忘れる」。 . . . 本文を読む
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池田晶子『帰ってきたソクラテス』(新潮文庫)

2009-01-17 05:38:49 | 読書
昨日に続き女性の著書をご紹介。池田晶子さんは慶應女子高で紺野美沙子と同期。 田中美知太郎ばりに「自分の言葉で考える」ことを実践した哲学者であった。注目 していたのだが、一昨年ガンのため46歳で亡くなられてしまい、まことに残念だ。 . . . 本文を読む
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