人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

A.ハックスリー『すばらしい新世界』(講談社文庫)

2008-11-30 07:43:10 | 読書
『すばらしい新世界』は1932年に刊行された。いまや20世紀の古典である。 全体主義的「管理社会」、「階級社会」を描いたSF小説であるが、とてもSFと は思えず、笑い事ではなくなってしまう。 . . . 本文を読む
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キャサリン・サンソム『東京に暮す 1928-1936』(岩波文庫)

2008-11-29 07:42:20 | 読書
岩波文庫にはいいものが含まれている。本書もその一つであるが、どのくらい売れ ているのか、採算がとれているのか分からない。 . . . 本文を読む
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中島誠之助『ニセモノ師たち』(講談社文庫)

2008-11-28 05:32:09 | 読書
この本(平成17年7月、講談社文庫刊)はおもしろい!!中島さんは「頭のいい」 人だ。 「頭がいい」という言葉ほど多義的なものはなく、いろいろな意味で使う。「頭の 回転が速い」、「記憶力がいい」、「知恵がある」、「ずるがしこい」、「話し方 がうまい」、「配慮ができる」、「先見力がある」などなど。 . . . 本文を読む
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『和辻哲郎随筆集』(岩波文庫)

2008-11-27 05:46:59 | 読書
大学受験予備校時代、英語の先生だったか本を何冊か薦められた話は以前書いた。 その中に和辻哲郎「面とペルソナ」があったが、平成17(2005)年3月に本書(岩 波文庫)に収容されているのを発見した。 . . . 本文を読む
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升田幸三『名人に香車を引いた男』(中公文庫)

2008-11-26 05:51:23 | 読書
太平洋戦争後、日本が占領されていたときのこと。将棋、棋士の升田8段は、泣く 子も黙るGHQ(ジェネラル・ヘッド・クウォーターズ)から話を聴きたいと呼び出しを受けた。 GHQが歌舞伎などの日本文化を目の敵(かたき)にしていた時代だ。 . . . 本文を読む
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近藤史人『藤田嗣治「異邦人」の生涯』(講談社文庫)

2008-11-25 05:33:24 | 読書
これからしばらく「おすすめの文庫本」を書いていきたい。「必読200冊」という わけではないが、だまされたと思ってお読みいただければさいわいである。 平成11(1999)年NHKスペシャル「空白の自伝・藤田嗣治」が放送された。近藤 史人は当時のディレクターである。 . . . 本文を読む
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早稲田大学グリークラブ創立100周年記念演奏会

2008-11-24 07:26:25 | 音楽
11月22日(土)、一人で「敵情視察」と称して早稲田大学グリークラブ100周年演 奏会を聴きにサントリー大ホールへ。ワセグリは昨年が100周年。今年は新しい一 歩・100年を踏み出そうという趣旨らしい。 . . . 本文を読む
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アリババと15人の盗賊(2)

2008-11-23 13:45:11 | 音楽
「15人の盗賊」というが、現在のメンバーは17人。今回は20回記念として、過去に 在籍された人が4人(*)飛び入りとなった。 . . . 本文を読む
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アリババと15人の盗賊(1)

2008-11-22 13:00:08 | 音楽
昭和62(1987)年に結成された、ワグネルOBを中心としたサラリーマンのア・カペ ラ・コーラス・グループ「アリババと15人の盗賊」の第20回記念演奏会に行ってき た。(11月21日(金)、サントリー小ホール) . . . 本文を読む
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イが気になる

2008-11-21 05:36:19 | 音楽
年に1回は総合検診を受ける。時々、胃が再検査となり、内視鏡(胃カメラ)の再 検査となるが、まず異常なしで終わる。普段は胃のことは忘れており、気にならな い。 . . . 本文を読む
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阿川弘之『雪の進軍』

2008-11-20 06:19:13 | 読書
本書は講談社文庫から何冊か出ている、阿川弘之のエッセイ集のひとつである。(この本、字が大きくて読みやすい!)阿川弘之の魅力は(どちらかといえば)短文(センテンスが短い。)のそれである。 . . . 本文を読む
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グレート・マスターズⅦ

2008-11-19 05:50:59 | 音楽
70歳以上の方々が出演する演奏会、グレート・マスターズ第7回を聴いてきた。 (11月16日(日)、紀尾井ホール。) 出演者は70歳の「新人」から最高齢は93歳である。 . . . 本文を読む
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ワーグナー「ワルキューレ」

2008-11-18 05:50:41 | 音楽
経済学部を卒業した身としては、音楽会の鑑賞にはいくばくかの「費用対効果」を 考慮しなければならない。 . . . 本文を読む
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筒井清忠『二・二六事件とその時代』(ちくま文庫)

2008-11-17 05:00:00 | 読書
これはいい本だ。著者は昭和23(1948)年生、京大文学部卒。京大教授を経て、現 在帝京大文学部教授。(ちくま文庫) 大学受験浪人時代に『昭和史』(遠山茂樹他、岩波文庫)を読み、その後も昭和史 に関する本を読んでもいまひとつ釈然としなかったが、この本の「第3章昭和のエ リート」を読むとだいぶすっきりする。 . . . 本文を読む
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.『大木正興 音楽会批評集(下)』

2008-11-16 07:36:19 | 読書
音楽評論家と音楽家は、編集者と作家のような関係である。一言でいえば後者を生 かす役割といえよう。音楽家を生かすも殺すも評論家次第と言っていいかもしれな い。 . . . 本文を読む
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