どこの新聞、雑誌でも書評コーナーがあり、本は読まないが書評は熱心に読む読者
がいる。(新聞の人生相談だけは読むという人もいた。私は社説も読まないが、人
生相談も読まない。)それが目当てなのであろうか、雑誌連載の書評が時々本にま
とめられたリする。
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今年2月映画監督の市川崑(こん)が92歳で亡くなった。先日、市川崑の「東京オ
リンピック」(昭和40(1965)年作品)がテレビで放映された。この映画が完成す
ると当時建設大臣だったか河野一郎(河野洋平の父)が「記録映画ではない」と批
判し、大論争に発展した。
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学生時代、小泉信三をよく読んだが、印象の残っているものの中に『平生(へいぜ
い)の心がけ』がある。「イエス、ノオをはっきりさせよ」、「野暮は悪いか」、
「弁解するな」、「人の噂をするな」などの内容を抑えた筆致で書いている。内容
的に、なかなか真似のできることではないが、少しは真似をしてみたいものであ
る。(--小泉信三はこういう言い方をした。)
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5月10日のブログに書いたことであるが、本年5月に「小泉信三生誕120年展」が開かれた。その際の展示品はほとんど¥1500のカタログに掲載されていたが、カタログに掲載されていない展示品があった。 . . . 本文を読む
暑い。太陽がカッと照りつけるとはこのことである。終戦の日も暑かった(らしい)。
昨日(7月25日)、東京の最高気温は34℃であった。Yahoo!天気予報>東京の過去の
天気によれば、2週間連続の真夏日である。
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学生時代、経済学の卒業論文(*)を書くに際して、ゼミの先生から「卒業論文
は、基本的には『はさみと糊(のり)』で書くものだ。我々でもなかなか独創的な
ことは書けるものではない。テーマを絞り、その研究分野における先人の論文を読
んで、自分の見解をまとめるのがいい」と指導を受けた。
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学生時代にコリン・ウィルソン『アウトサイダー』(1956)を読んだ。福田恆存、
中村保男訳で紀伊國屋書店から出版されていた。難しかった。今や『アウトサイダ
ー』という本は古典である。
いつものように行きつけの書店で本を物色していたら、おもしろそうな本を見つけ
た。コリン・ウィルソン『性のアウトサイダー』(中公文庫¥1500、平成20
(2008)年5月刊。原書1988)である。たまには難しい本もよろしかろうと購入す
る。
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7月1日に城山三郎『落日燃ゆ』を取り上げたが、最新の研究による広田弘毅に関す
る新書が出版された。服部龍二『広田弘毅』(中公新書、6月刊、¥903-)であ
る。
広田弘毅の時代はもう70年以上前である。昭和史には高校卒業来興味を持っていた
が、広田弘毅を語ることは昭和史を語ることであるといってもいい。
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7月20日(日)久しぶりの散髪である。直前までは田村正和のような「長髪」で、
天然パーマであったが、一転夏向きに、ほとんどスポーツ刈りにした。
以前からずっと観たいと思っていた、ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演の
DVD映画「ライフ・イズ・ビューティフル」を観た。 . . . 本文を読む
いつもこのブログをお読みいただき有難うございます。通常の「訪問者」は毎日70
人前後なのですが、昨日、7月19日(土)は過去最多の131人の方が訪問してくださ
いました。感謝です。
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平成16(2004)年12月10日(金)ティアラこうとうにH大学の混声合唱団定期演奏
会を聴きに行った。
プログラムは、イタリア古典歌曲集から始まって、黒人霊歌、多田武彦、團伊玖磨
まで盛りだくさんであった。
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ドイツ語の歌と日本語の歌、どちらが歌いやすいか?私にとっては、日本語の歌の ほうが難しい。日本人なら日本の歌が歌えると思うのは間違いであることを痛感し ている。事実、一般にも日本語が聞き取れない演奏は意外に多いのである。 . . . 本文を読む
田三郎(*)作曲の合唱組曲「水のいのち」は合唱界の大ヒット曲である。おそ
らく合唱団の3分の2はこの曲をとりあげたことがあるだろうといわれている。混
声から始まって、女声、男声へと編曲された。
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