人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

ドヴォルザーク チェロ協奏曲-フルニエ

2009-03-31 05:27:22 | 音楽
ドヴォルザークは、1892年51歳の時、米国に渡った。新設の国民音楽学校の校長と して招かれたのである。 そこで生まれたのが、「新世界」交響曲、弦楽四重奏曲「アメリカ」、チェロ協奏 曲である。 . . . 本文を読む
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城山三郎『賢人たちの世』(文春文庫)

2009-03-30 05:28:10 | 読書
私が新聞の政治面をよく読んでいた頃、「三賢人」と呼ばれた政治家がいた。椎名 悦三郎、前尾繁三郎、灘尾弘吉の三人である。その明治生まれの政治家としての生 き方を書いたのが本書である。中心となる時代は昭和40年代から50年代、政界浄化 に臨んだ三賢人の物語である。 . . . 本文を読む
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政談か清談か-小沢一郎-

2009-03-29 05:01:37 | Weblog
以前書いたことがあったかどうか、私の大学受験前は「70年安保」を前にした時代 だった。高校の「政経」の先生はTという「日教組」の先生だったし、予備校の日 本史のHという先生もその系統と思われる方だった。(といって受講した私が「左 翼」になったことはない。) . . . 本文を読む
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「洋ちゃんを偲ぶ会」

2009-03-28 09:55:52 | Weblog
3月24日(火)洋ちゃんこと三浦洋一先生を偲ぶ会がサントリーホール 小ホール で開催された。発起人(敬称略 五十音順)は、伊藤京子、鎌田實、栗林義信、下 田博郎、瀬山詠子、築地利三郎、長野羊奈子、新実徳英、畑中良輔の方々。 . . . 本文を読む
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平野啓一郎『本の読み方』(PHP新書)

2009-03-27 05:28:58 | 読書
著者は、一般に私たちは「本はできるだけ速く、たくさん読まなければいけない」 という強迫観念にとらわれていると言う。 本書は「本をゆっくり読む方法」--スロー・リーディングの実践についてまとめ たものである。 . . . 本文を読む
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佐々木嘉信『刑事一代』(新潮文庫)

2009-03-26 05:25:58 | 読書
本書は名刑事平塚八兵衛が語った昭和事件史の聞き書き、ノンフィクションであ る。 昭和38(1963)年3月31日夕刻、東京・台東区の建築業者の長男、村越吉展(よし のぶ)ちゃん(4歳)が、近所の公園から誘拐された。 . . . 本文を読む
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原島広至『東京今昔散歩』(中経文庫)

2009-03-25 05:29:12 | 読書
この本は茶飲み仲間(?)にして目利きのKさんにご紹介いただいたものである。 昔は手彩色絵葉書というものが流行していた。モノクロ写真に職人が手で彩色した 絵葉書である。 . . . 本文を読む
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『1943年晩秋 最後の早慶戦』(教育評論社)

2009-03-24 05:29:30 | 近現代史
昨年8月、神山征二郎監督の映画「ラストゲーム--最後の早慶戦」を観たことに ついては、本ブログでも取り上げた。→こちら . . . 本文を読む
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中村真一郎『王朝物語』(新潮文庫)

2009-03-23 05:28:49 | 読書
この本はすごい!日本の物語を論じたエッセイであるが、一読して著者が大変な勉 強家であることが分かる。 中村真一郎は大正7(1918)年の生まれ。私の父と同年である。平成9(1997)年79 歳で亡くなっている。開成中から一高、東大仏文卒。 . . . 本文を読む
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杉山通敬『中部銀次郎 ゴルフの心』(ベネッセ)

2009-03-22 05:51:25 | 読書
中部銀次郎は昭和17(1942)年生まれ。平成13(2001)年12月、食道癌のため59歳 で亡くなった。私がゴルフをかじり始めたのは昭和37、38年だが、中部は昭和37年 に日本アマ初優勝。以後、39、41、42、49、53年と日本アマに6勝した。 . . . 本文を読む
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チャイコフスキー「白鳥の湖」(ハイライツ)-フィストラーリ

2009-03-21 05:30:32 | 音楽
この曲のおもしろさを知ったのは「宇宿允人(うすきまさと)の世界」によってで ある。宇宿氏の指揮する「白鳥の湖」にはたちまちにしてひきつけられた。 . . . 本文を読む
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『堀田力の「おごるな上司!」』(日本経済新聞社)

2009-03-20 10:35:25 | 読書
私は会社員である。(ちなみに私の父も息子も民間の会社員だ。)今はあまりその 手のものは読まないが、サラリーマンの勉強として手にした本は多い。本書もその 一つであるが、単なるハウツー物と違い、大変参考になった。 . . . 本文を読む
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ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」-クリュイタンス

2009-03-19 05:27:31 | 音楽
会社の同期にUさんがいた。彼と私は同じ部に入り、いつもお互い近くで勤務して いた。その彼に教わったのがクリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団の演奏によ る、ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」の名演奏である。(もうひとつ教わ ったのはグールドの「ゴールドベルク変奏曲」(新盤)。) . . . 本文を読む
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小林英夫『<満洲>の歴史』(講談社現代新書)

2009-03-18 05:20:25 | 読書
30年以上前、満洲という言葉を使用すると中国(中華人民共和国)から怒られた。 英文に「Manchuria」とあっても中国東北部と訳さなければならなかった。最近 (平成20(2008)年12月)本書が発売されたが、「<満洲>の歴史」とあったので ちょっとばかり驚いた。 . . . 本文を読む
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ポランスキー「戦場のピアニスト」

2009-03-17 05:29:12 | 音楽
ナチスのユダヤ人迫害をテーマとした映画は多い。これでもかこれでもかと繰り返 し取り上げられる。ポランスキー監督「戦場のピアニスト」もそのひとつで、2002 年カンヌ国際映画祭最優秀賞を受賞した。 . . . 本文を読む
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