人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

半藤一利『昭和史 戦前篇』(4)(平凡社ライブラリー)

2009-08-31 05:14:38 | 近現代史
本書第六章「日中戦争・旗行列提灯行列の波は続いたが・・・・・・」では、p197~201 に「『南京虐殺』はあったが・・・・・・」として南京事件をとりあげている。 今から72年前におきた南京事件は、南京攻略の際に発生した日本軍による中国民間 人の虐殺事件である。 . . . 本文を読む
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Konomi Kai PartⅡ

2009-08-30 05:07:53 | 音楽
レポートが遅くなったが、8月23日(日)、残暑がまことに厳しい日、神奈川県県 民ホール(小)において、桑原先生の主宰する Konomi Kai の発表会を聴かせてい ただいた。 . . . 本文を読む
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亀井勝一郎『大和古寺風物詩』

2009-08-29 05:07:48 | 読書
本を整理していたら、亀井勝一郎『大和古寺風物詩』が出てきた。なつかしい旺文 社文庫版である。 . . . 本文を読む
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大野芳(かおる)『近衛秀麿』(講談社)

2009-08-28 05:11:56 | 読書
『近衛文麿』の間違いではない。「日本のオーケストラをつくった男」として、近 衛秀麿の一生が綴られている。近衛秀麿は明治31(1898)年、近衛公爵家の次男と して生れた。長男文麿(元首相)とは七つ違いである。 近衛家は大化の改新で蘇我入鹿を倒した中臣鎌足を祖とし、 . . . 本文を読む
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半藤一利『昭和史 戦前篇』(3)(平凡社ライブラリー)

2009-08-27 05:03:06 | 近現代史
本書第二章には「昭和がダメになったスタートの満州事変」として、詳しく説明している。 参考までに山川の『詳説日本史』では次の記述となっている。   中国で国権回復の民族運動が高まっているころ、日本国内では軍や右翼が幣原  喜重郎の強調外交を軟弱外交と非難し、「満蒙の危機」をさけんでいた。危機感  を強めた関東軍は . . . 本文を読む
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高木東六『とうろく らぷそでぃ』(中公文庫)

2009-08-26 05:00:00 | 読書
高木東六は日露戦争があった明治37(1904)年に鳥取県米子市で生れている。NHKの「あなたのメロディー」やTBSの「家族そろって歌合戦」の審査員として知っていたが、父母の世代には「空の神兵」、 . . . 本文を読む
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半藤一利『昭和史 戦前篇』(2)(平凡社ライブラリー)

2009-08-25 05:11:22 | 近現代史
引き続き半藤一利『昭和史 戦前篇』。 『詳説日本史』(山川出版社。2006年文部科学省検定済版)より   張作霖が国民革命軍に敗北すると、関東軍の一部に、謀略によって張作霖を排  除して満洲を直接支配するという考えが台頭してきた。 . . . 本文を読む
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半藤一利『昭和史 戦前篇』(平凡社ライブラリー)

2009-08-24 05:13:16 | 近現代史
T次長から拝借した、半藤一利『昭和史』の戦前篇を読んでいる。本を読むとき は普段、定規で線を引いたり、印を付けたりしているが、拝借した本なので(-- 図書館で借りるのも同じだが。)線を引くわけにはいかない。その代わり、 . . . 本文を読む
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『音楽の友』9月号--ブル先生と若杉弘

2009-08-23 05:10:46 | 読書
今月発売の『音楽の友』9月号より--「ブル先生の日々是好日」に20年近く前の 話として、畑中先生と福永陽一郎、北村協一さんが大阪の名門ホテルプラザ(今は ない。)、仏料理「ル・ランデヴー」で食事をした時の話が載っている。いろいろ あって、急に福永先生が立ち上がり . . . 本文を読む
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奥島貞雄『自民党抗争史』(中公文庫)

2009-08-22 09:39:51 | 読書
昔、毎日新聞政治部がまとめた『政変』(角川文庫)という本をおもしろく読ん だ。自民党の派閥の長が、今よりももっと力を持っていた時代の抗争劇を描いたも のだった。 その延長線で、田崎史郎『竹下派死闘の七十日』(文春文庫)なども読んだ。 . . . 本文を読む
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谷崎潤一郎『陰翳礼讃』(中公文庫)

2009-08-21 05:16:06 | 読書
谷崎潤一郎が昭和8年に発表した名作、快作エッセーである。「いんえい らいさ ん」と読む。30年以上前に読んだ時にはあまりピンと来なかったが、今読み返して みると感じるところが多い。 例えば寺院とか「日本の厠(かわや)」とか行燈(あんどん)のある部屋など . . . 本文を読む
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渡部昇一『95歳へ!』(飛鳥新社)

2009-08-20 05:15:39 | 読書
渡部昇一は半藤一利と同じく昭和5(1930)年生れ。今年79歳になる。渡部昇一を 知ったのは、講談社現代新書『知的生活の方法』(昭和51年刊)を購入した時だっ た。渡部昇一40代の傑作でロングセラーとなっている。 . . . 本文を読む
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『PHP 9月号』

2009-08-19 05:12:58 | 読書
30年以上前になるだろうか、いわゆる社内「販売協力」で1年間『PHP』を購読 した。最初の2、3冊は熟読していたが、「いい話」にマンネリとなり、あまり読 まなくなってしまった。(「いい話」ばかり続くと「感動」がなくなってしまう。) . . . 本文を読む
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宮元健次『仏像は語る 何のために作られたのか』(光文社新書)

2009-08-18 05:15:53 | 読書
まずは「出版社 / 著者からの内容紹介」を引用しよう。   「迷い、悩み、苦しみ、祈り……人間の「煩悩」から生まれた魂の叫びに耳を  すます」   人は心に悩みや苦しみ、迷いを抱えた時、神や仏を訪れる。とりわけ、仏教国  日本においては、 . . . 本文を読む
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中村紘子『ピアニストという蛮族がいる』(文春文庫)

2009-08-17 05:13:20 | 読書
今年は中村紘子デビュー50周年(!)である。中村は、本業のピアニストとして有 名であることもさることながら、大変な文章家である。天は二物を与えずどころ か、二物も三物も彼女に与えている。 . . . 本文を読む
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