戦後史の一コマから・・・・・・先日(3/20)、このブログで取り上げた「独占告白 渡辺恒雄~戦後政治はこうして作られた 昭和篇」の中で、大野伴睦が岸信介に次期自民党総裁指名の「空手形」を切られ、泣いた話があった。この話は、『大野伴睦回想録』(S37/1962)に出ているというが、 . . . 本文を読む
4月28日(火)、家内と散歩がてら、借りた本を返却に山内図書館へ。
歩き始めた時は、寒からず暑からず、ちょうどいい服装に感じたが、ゆっくりとした歩きにもかかわらず、歩いているうちに暑くなってくる。
山内図書館からあざみ野2丁目を . . . 本文を読む
昨年(5/22)、神田神保町の古書店で、リチャード・マグレガー『中国共産党』を見つけた。新品同様な、平成23(2011)年6月初版本、2300円+税が1000円で入手できた。本書は、〇中国で仕事をしている人、 . . . 本文を読む
本日は、平成20(2008)年4月27日のブログ開設、12周年!--4383日(→こちら)。
日々ご愛読有難うございます。
6年前、平成26(2014)年4月27日の訪問者数は202人でしたが、ジワジワと増え、昨26日は、ナベツネさんの記事の影響もあるとはいえ、726人 . . . 本文を読む
先日も書いたが、最近、池上彰『そうだったのか!日本現代史』(→こちら)を入門書に、戦後史についていささか調べている。
今日は、以前取り上げた半藤一利『昭和史 戦後篇』(→こちらとこちら)を参照する。聞き書きだけに読みやすい。
この本を10年以上前に読んだ時は、 . . . 本文を読む
最近は家内と日々の散歩が日課だ。しばらくバス、電車に乗っていない。まさしくシンプルライフ。「日々是好日」?(*)「日々是好日」→こちら。4月は演奏会もOBの合唱練習も中止となった。昨日(4/25)の連絡では、OB練習も . . . 本文を読む
池上彰『そうだったのか!』シリーズの「日本現代史」は以前取り上げた(→こちらとこちら)。
政治に100点満点はなかなかない。70点か80点取ればいいほうだろう。
そうした意味において、私は戦後昭和史の(国民多数の)選択はよかったと思っている。
. . . 本文を読む
昨23日(木)、新聞の訃報欄にあったが、4月19日(日)、皆川達夫先生(92)が老衰のため亡くなられた。
皆川先生は、長年、『レコード芸術』で「音楽史」の月評を担当されていた。
皆川先生は、私の印象では、芯の強さを . . . 本文を読む
勝海舟(1823-1899)と福沢諭吉(1835-1901)はほぼ同時代を生きた。
どちらかというと、勝は政治家であり、福沢は学者、教育者、思想家だった。
二人はウマが合わないというか、仲が悪かった(*)。共通点といえば、1860年、「咸臨丸で渡米」したことと「未」(ひつじ)年 . . . 本文を読む
音楽の本は、宇野功芳(1930-2016)、吉田秀和(1913-2012)などいろいろ読んできた。--知らないうちに本棚に並んでいる。暇に飽かして、本棚を整理すると、吉田秀和の本の方が多いかもしれない。その中から、久しぶりに『音楽 展望と批評』 . . . 本文を読む
1989年6月の天安門事件(六・四事件)については、4月5日のブログでも少しく書いた(→こちら)。
当時の党総書記(序列1位)趙紫陽の『極秘回想録 天安門事件「大弾圧」の舞台裏!』(バオ・プー、ルネー・チアン、アディ・イグナシアス。 . . . 本文を読む
昨日(4月19日)の新聞広告に「幻冬舎のロングセラー 五木寛之『大河の一滴』が出ていた。『大河の一滴』は以前取り上げた覚えがある(→こちら)。なにも期待していないときこそ、思いがけず他人から注がれる優しさや、 . . . 本文を読む
20世紀の三大独裁者といえば、スターリン(1878-1953)、ヒトラー(1889-1945)、毛沢東(1893-1976)かしらん。
今や歴史(近現代史)の世界になりつつあるが、スターリンが亡くなって3年後の1956年2月、ソ連共産党第20回党大会でフルシチョフの . . . 本文を読む
タイトルに釣られ、竹内洋『清水幾太郎の覇権と忘却』(中公文庫)を購入(2/19)。
清水幾太郎(1907-1988)について、私は、50年ほど前『論文の書き方』(岩波新書)で知った(--その本は、今、私の本棚にはない。どこへ行ったかしらん。)
その後、70年代の学生時代、現代史として個人的に「60年安保」を . . . 本文を読む
岸信介について最近の人は知らないかもしれないが、明治29(1896)年-昭和62(1987)年(90歳)。一高、東大を我妻栄、三輪寿壮とともにする。大学に残ることを勧められたが、官吏の道を選ぶ。商工省から満州国国務院に転じたのは、 . . . 本文を読む