河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

テクノストレス

2009-06-25 | 研究・講演
今日も一日大変だった。

身体運動学実習で呼吸代謝測定装置を久しぶりに使おうとしたが、以前の知識が出てこずに業者さんに問い合わせをしたりして何とかこなせた。

ノラクソンの無線式筋電計でファインワイヤー電極を使用して筋電図を計測するために業者さんがアダプターを持って説明に来て下さった。
たまたま研究でワイヤー電極を使いたいという院生が被験者になってくれたので小殿筋に針を刺して動作確認を行った。
やはり実際に針を刺さないと問題点は洗い出すことができなかった。
最適の設定条件が分かり、めでたくトライアルは終了した。
しかし、これは本当はもっと早くやっておくべきことであった。

夕方からゼミで3次元動作解析装置を用いて歩行分析を行った。
なかなか要領よくスムーズには計測と解析ができない。
午前中から計測のためにパソコンをずっといじくっていたためか、もう疲労困憊状態である。


自分が好きだからそうなったのか、あるいは研究で必要に迫られたからそうなったのか分からないが、私の周りには複雑で精密な計測器機があふれている。
本来ならそのどれか一つだけに集中すれば良いのかもしれないが、周りがそれを許してくれない。

院生や学部生の指導で、他にやってくれる人がいないのでどうしても自ら操作法の指導を行わなくてはならない。

実は明日も午後から企業の方と博士課程の院生に個々に研究のための相談に乗らなくてはならない。

ちょっと今の現状は尋常ではない。
こんなことがこれからずっと続くのかと思うとやりきれない。
コメント (1)
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