河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

第21回日本運動器リハビリテーション学会 当日

2009-07-11 | 研究・講演
今回は楽をするために学会場のホテルに宿泊した。
朝寝も大丈夫である。

朝一番から特別講演が行われた。

特別講演 9:00 ~ 10:00 座長 国立障害者リハビリテーションセンター 岩谷  力
高木憲次先生の肢体不自由児療育─運動器リハビリテーションのルーツ─
東京大学大学院医学系研究科関節機能再建学講座 高取 吉雄

高木先生は日本におけるリハビリテーション(正確には肢体不自由児療育)の開祖として有名であり、教科書にも出てくる方である。
しかし、どのような仕事をされたのか、今日までほとんど知らなかった。
度重なる戦争による被害を被りながら、日本で肢体不自由児療育の火を灯し続けたことを初めて知った。
高木先生の業績はもっと周知すべきと思った。


今回この学会に参加するつもりになったのは二関節筋に関するシンポジウムがあったからである。

シンポジウム1:二関節筋 11:20 ~ 12:20
座長 国立障害者リハビリテーションセンター 赤居 正美
九州大学病院リハビリテーション部 高杉紳一郎
2 ─ S1 ─ 1 二関節筋の運動制御機能特性について
京都大学名誉教授 熊本 水頼
2 ─ S1 ─ 2 二関節筋存在下での筋活動レベルの制御
東京大学大学院教育学研究科身体教育学コース 野崎 大地
2 ─ S1 ─ 3 二関節筋力学体系を考慮した運動機器
沖電気工業株式会社システム機器事業本部 畠  直輝
2 ─ S1 ─ 4 二関節筋と単関節筋トレーニング方法の違いを運動器疾患に活かすには?
文京学院大学保健医療技術学部理学療法学科 福井  勉

今回初めて熊本水頼先生の講演を聴いた。
精力的な刺激あふれる講演であった。
改めて二関節筋にかかわる研究をしばらく続けてみようと思った。


学会も最後になって私の発表の順番が回ってきた。

CKC における大腿直筋のサイレント現象とハムストリングの膝伸展作用
吉備国際大学保健科学部 河村 顕治
コメント
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