河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

Today is the first day of the rest of my life

2021-09-07 | 大学
「今日のこの日が、私に残された人生の最初の一日だ」

一日一日を大切に過ごすべきだという含蓄のある言葉である。



新型コロナで自粛生活を強いられている大学生のことを考えると、なんとも言えない気持ちになる。

今朝の新聞にも大学3年生である20代男性のJR大阪駅周辺でのインタビューが出ていた。

「1年はこもっていたが限界だ。青春は帰ってこない。後悔したくない」と街に繰り出した。



先日、東京の大学に通う息子が岡山に帰ってきたため、一緒に愛媛の実家に行ってきた。

愛媛の実家には母(息子にとっては祖母)が一人暮らしをしている。

東京で自粛生活をしていると、もう祖母に会えないかもしれないという恐怖に襲われたというのが息子の言である。

新型コロナは誰に対しても厳しい現実を突きつけた。

人はいつ罹患するかわからない。いつ非常事態に巻き込まれ、いつ死ぬかもわからない。

特に高齢者は先がない。

私もその気持ちはよく分かったので一緒に帰ることにした。

私も息子もワクチンは2回接種を終わっている。

実家の母もワクチンは接種した。

さらに東京から帰ってきた息子には抗原検査をして陰性を確認した。


帰省して久しぶりに話をして、ご先祖様のお墓参りもしてきた。


ワクチンを打てば人として最低限の移動の自由は認めても良いのではないかと思う。

青春は帰ってこないし、亡くなった人にはもう会えないのだから。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする