内容はいつもとちょっと違います。
私の趣味以上の存在の空手道であります。
その空手で面白い?事が起こっています。
その前に題目の二つの団体の説明を
全日本空手道連盟(以下、全空連)と日本空手協会(以下、JKA)
まずは全空連からこの団体は、人によってニュアンスや捉え方が違うので、
私の捉え方でお話しますと、全空連は伝統派の空手の流派、団体を
任意で統括する団体であります。
統括と言いましたがなんの拘束力も持ちません。
国民体育大会(国体)などを運営しているのはこの団体です。
次にJKAですが、空手団体として唯一、社団法人を冠している団体であります。
ご本人たちは「技術集団」を標榜しております。
空手団体として初めてプロの技術者を要している団体でもあります。
難点は、大学で空手をやっていて社会を知らずにプロになった為、
「師範」と呼ばれる人間は社会性が無かったりします。
ちなみに私はと言うと、全空連三段であり、JKA四段であります。
この様に段位を取りたいのであれば、
二つの団体の段審査を受けなければならず経費も時間も取られるわけです。
私の場合は全空連の段位をこれ以上、取る気はありません。
私の出身団体であるJKAだけに絞って段位を取る気でいます。
話を本題に戻しますと、JKAは松濤館流(しょうとうかんりゅう)に
属するのですが、全空連では松濤館流を含む四大流派から
四つの形を採用し、予選形としています。
そこで技の見解の違いや技の変更ががあったりして、
両者間には何かと軋轢が多いのです。
その被害に遭うのは、我々一般会員です。
たとえば、一つの予選形あって全空連の試合に出るとします。
そこでは全空連の意に沿った形をやります。
次にJKAの試合に出るとします。
ここでは先程とは違ってJKAの意に沿った形をやらねば無いのです。
そうすると、一つの形に二つのやり方が生まれるのです。
これは困った事態です。
誰か大人になってくれれば・・・。