「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

うつせみ和尚の説教 『進む科学技術、倫理は?』

2018年07月14日 00時45分20秒 | 「うつせみ和尚」のお説教

科学技術は各国競争をして、爆発的に進んでいる。

ロケット技術も進み、中国は2050年には月への有人着陸を目指しているらしい。

他の国も『第二の地球』を目指して探索している。

兵器に関しても『人を介しない戦争』というのが進んでいて、

『無人爆撃機』がアフガニスタンやイラクなどの戦争で使用され

誤爆が多かった事もアメリカは認めていたが、昨今は精度が上がったことだろう。

今や『科学至上主義社会』で「科学の倫理観」は忘れられている様だ。

科学の進歩は大衆に受けが良い。

しかし、倫理観を論ずると大衆は興醒めするようです。

でもね、爆弾投下やロケット発射ボタンを押すのは人間であり、

その人間や命令を下す人間の倫理観が偏っていれば、

『バカに包丁を持たす』様なもので、「包丁自体」は炊事に欠かせない道具だが

『バカ』に持たせると、たちまち「凶器」に様変わりしてしまうのと同じで、

今は残念ながら、科学技術の先端の一部は

軍事の為の研究の結果、進歩していると言って良い。

昨今の政治の世界には「倫理観」が欠如しており、

ただただ自国の利益の綱引きだけが目立つ。

科学に対して、その科学を使う頭脳である「倫理観」は

『半周遅れ』どころか、『2周半』遅れぐらいではないか?

哲学者は経済学者・科学者に遅れを取っていて「サボタージュしてんじゃね!?」

と思えるくらいである。

身の回りに何も異変が無ければそれで良いのか?

人間が石や枝木を『道具』として使う様になる頃から、

倫理観も発展して今も同じラインで論じられるべきである。

 

 

 

 

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