1948年に制定された「旧優生保護法」の元、男女問わず障害者が
次々と中絶手術を強制された。
「強制された」とは書いたが一応、
保護者または本人の同意の下行われたとしているが
内情は、時代の流れに押されて強引に行われた。
この法律が作られて理由として挙げられるのは、
『障害者の子供は障害者であるから』という今では考えられない理由である。
手術を受けた知的・精神障害者は国の調べで2万4991人といわれている。
特に宮城県などが多いとされている。
時代の風潮とは言うが、それは人が作るものであり、
国会議員が作るものではない。
この「障害者は、世の中のお荷物」というのは、
どの健常者のこころに「0%無い」とは言えないだろう。
障害者に直接接すれば、実情が解り「愛すべき人たち」と言うことが解るだろう。
『差別する人間こそ、差別されるべき人間である』