5月5日は世間で言うところの「こどもの日/立夏」であります。
私にとって5月5日は「友人の死の日/トラウマの始まりの日」であります。さかのぼれば、1999年5月5日ですから、23年前。生まれた子が大学を出て新社会人、社会人二年生ぐらいですか…。私の目の前で友人が突然亡くなってしまいました。その原因の一端は私にあり、業界からは疎まれ、田舎を去るひとつの要因になりました。それ以上に自責にさいなまれて悩んだ日々がありました。ずいぶん前ですが墓参もさせていただきました。ご遺族のことを考えると私の墓参は複雑な気持ちか、不快にさせるものだったかも知れませんね。
人間、「死ぬとき」は選べるようで選べないものです。「今は死なない」のも『奢り(おごり)』でしょう。いついかなる時も、そこが『青山(死に場所 )』になり得ることを…。
「日常≧非日常」・・・日常の中にしか非日常は存在しないのです。そんな体験、当事者になったひとつの日が5月5日という日です。これおも糧にして生きていかなければ亡くなっていった方に申し訳なく、合わせる顔がない。