「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

うつせみ和尚のお説教 「携帯電話に魂を抜かれている方々」

2022年10月14日 11時56分00秒 | 「うつせみ和尚」のお説教
私は通勤や外出にバスや電車をよく使うのですが、私が車内にいるときの過ごし方はだいたい「景色を眺める」か「車内の人間観察」です。まぁ、私が足を悪くして歩くのもつらいときに席を譲ってくれずに「優先座席」で下を向いて携帯電話とにらめっこしてるのを見たり、寝たふりしてたり(笑)足が良くなった後も立っている時も座っている時も携帯とにらめっこしてる。そんな人達を観察しているわけです(笑)
私の職場で30代の方と話しをしている中で私が「検索でも出てこない情報ってあるよね」というと「えっ!?」っと驚いてましたね。「携帯、ネット万能」というのが脳に擦り込まれているようで、話していて「こういう状態は危ないな」と思いました。確かにいろんな情報が得られるとは思いますが、私としてはまだまだ「万能」という言葉からは掛け離れているように思います。このネット空間をあたかも「これが世界の全て」という考えは非常に危険に思うし考えが狭くなると思います。「ミイラ取りがミイラになる」ネットを使っているつもりが沼にはまって抜けられない、また沼にはまっていることが分からずにはまっているという風に私には見えます。また、検索して得られた情報を丸呑みして「これが正解でこれ以外の答えはない」という錯覚に陥っている人も多いようです。某ネットニュースの冒頭に出てくるトピックもくだらないものが多いし、キャッチーなものしかない。深掘りするには専門家のコラムややはり紙ベースの情報が大切だと私は思っています。今は年間購読している雑誌が貴重な情報源。また、各分野の専門家(出している書籍などで判断してます)のブログや定期配信のコラムなどを読んでおります。最近は専門家が出しているYouTubeなども参考程度に見てます。(これまた出している書籍などで判断してます)
ネット以前の世界、または現在でもネットを必要としない世界/業界でさえも「ネットという土俵に無理矢理上げられている」という感じもします。そのことで本来必要としてこなかったのに頼らざるを得ないような関係になってしまった業界もあると思います。残念…
『アナログは過去のものデジタルは最先端』という考えではなくて、『アナログとデジタルは併走するもの』と考えた方が豊かな世界になると思うんですがね。





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交遊録 「師匠からの手紙」

2022年10月14日 10時59分33秒 | 交遊録
由紀さおり 『手紙』  

先月、引っ越しをして「引っ越しのお知らせ」の案内を送らせていただいたのですが、昨日以前勤めていたときの大先輩からのお便りが届きました。「メールが送れなくなったこと」「近況のおしらせ」「いつでも役立てることがあれば連絡してください」「また食事をしましょう」などなど綴ってありました。手紙を頂くだけでも涙がチョチョギレンばかりに嬉しいですね。メールは諸事情(不可抗力)で使えなくなってしまいました。コロナ禍になる前に大阪で食事をしたり、私も師匠も会社は辞めていますが、まだまだ関係は切れておりません。師匠にはひとつしんどいことをお知らせしなくてはなりませんでいた。それは私の一つ下の後輩がちょうど一年前に亡くなったこと。これは多分以前にこのブログで書いたと思いますが、その後輩が脳内出血で急死してしまいました。年下が先に亡くなることのツラさを久しぶりに痛感したのですが、師匠にとってこの後輩は大変てこずらせた奴で入社してまずは大阪の本社で1年は働かなければならないのですが「田舎に帰りたい!」とわがままを言って、師匠もなだめたのですが、なんと3ヶ月で工場がある田舎に帰ってしまいました(笑)その反動で3年で本社勤務を終える約束だった私が半年、半年とずるずる長引いて4年いることになって後輩と呑むたびに「お前が悪い!」などといって笑い話になっていました。師匠は私の手紙を読んでどんな思いになっているのやら…。師匠は人工透析治療を続けていて、今はシルバー人材センターで事務の仕事に就いて忙しくしているとのことでした。もともと仕事は出来て、理路整然と弁は立つし、深謀遠慮。こんな師匠を当初私は「キツい人」と思った時もありました(初めての関西弁と言うこともあって)。でも、私をちゃんと「しつけ」てくれた人とまだまだ関係が切れていないことはありがたい話しです。私はこんな存在にはなっていないなぁ~(・_・、)

また食事をしてお話ししたいものです。





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