できることからがんばろう

3月11日午後は、ポリオワクチンのため、土崎公民館へ出動していた。
健診やワクチンで出動するときは、午後の外来は3時からになる。
2時半すぎにクリニックに着いたので、早めに外来をはじめていた。

とつぜん、ゆっさゆっさと大きな横揺れ。
風邪の子を診察して、カルテを書きながらお母さんに説明していたが、それどころじゃない。
電気がぷつっと消えた。

カルテを書き終えて、待合室に出た。
本来は診察時間前なので、待合室の患者さんは数名。

携帯のワンセグで宮城県沖震源地の地震を知った。
横揺れが続き、会計も手作業になるけれど、やってもらった。

待っている患者さんの具合を見て、薬局の薬剤師さんが電気通じなくても出せる範囲の薬を処方。
とりあえず、患者さんを早く自宅に帰すことが一番と思った。
院長の整形の先生がクリニック休診を決めた。

小児科の患者さんはみな帰したと思った時に、真っ赤な顔をした子が来院。
インフルエンザの迅速検査をしたらA型。
イナビルを院内処方し、外来で吸入させて帰した。

その後、事務主任と歯科の先生と私とで、踏切の向こうにある今村病院本院へ歩いた。
発電機が作動して、電気はぎりぎり点いていた。
病院は精神科救急輪番の当番に当たっていて、バリバリの先生が当直予定。
ほっとした。

うちのクリニックは二階がショートステイになっていて、夜の当直は介護士一名のみ。
何かあったときのメアドを事務長と交換して、いろいろお願いしてきた。

ショートステイ当直の人ともメアドを交換して連絡取りやすいようにした。
何かあれば、近くに住む職員がかけつけるということに。

信号の少ない山道をそろそろと車を走らせ自宅に帰った。
父も母も猫たちも無事。
停電だけど、キャンプ用具一式あるので、暖房なしになんとか一夜を過ごせた。
土曜の小児科外来、お休みでワクチン予約の変更もなくて、迷惑最低限にできてよかった。

じつは、土曜はリンの不妊手術の予定だったけれど、当然中止。
昨日の昼に動物病院から連絡あって、なんとかできそうとのこと。
連れていって、無事に手術終了した。

仙台在住の義弟一家も、旦那様の山形の実家の面々も無事を確認。

さあ、あとは、私にできることからがんばろう。
まずは、子どもたちの身体と心を元気にしてあげなくちゃね。
それから、節電。
旦那様が東京の長男と電話で話して出した結論が、
「東京の方が節電で大変らしいな。俺たちも節電のために早寝しよう」とのこと。

早寝早起き、とくに、夜更かしをしない。
どうしたら節電できるか。頭と身体をもっと動かそう。
それから、苦しい時こそ、いちばんの笑顔を。

テレビじゃなく、情報はラジオで聞くだけにした（切ない映像はPTSDみたいになりそうで）。
暖房も照明も最低限に。
なので、メール・ブログチェックは最低限にしますので、レス遅れますことをお許し下さい。

よおし、創作もがんばらなくちゃ。
今日もびよよよ～～ん　(*^　__　^*)