saffiさまこと森川成美さまが解説などを担当された集英社みらい文庫の2冊目です。
いやぁ、この宮沢賢治の創作8編は、有名どころで大好きなものばかり。
「やまなし」
「どんぐりとやまねこ」
「注文の多い料理店」
「セロ弾きのゴーシュ」
「よだかの星」
「風の又三郎」
「銀河鉄道の夜」
「雨ニモマケズ」
これらの作品の入った文庫本は、いまも手元にあります。
文庫本で読もうとしたら、4~5冊になるのかな。
このセレクトは私にはすごくうれしい。
で、どんな仕掛けがあるのかと、子どもの自分にもどって寝ころがりながら読んでみました。
おおっ、「序」からsaffiさま登場。
「せつめい」の文章に、教壇に立って子どもたちに説明するsaffi先生が見えた気が。
最初の「やまなし」は、賢治に触れたいなと思ったとき手を伸ばす、賢治作品の中で私が一番好きな作品です。
川に行くたび、きらきらした流れを見るたび、なぜか「やまなし」を思います。
そして、川底の魚や生き物たちを思います。
「幻灯」に注釈がついていましたが、さすがです。
通常の大人向けの本なら、作品の最後にまとめてある注釈。
ここではそのページ末に(1)と載っていますから、ページをめくって探さなくてもOK。
やさしい仕様になっております。
読み進むうちに、いつしか本文より先に注釈、saffiさまの文章を読んでいました。
大好きな賢治を読むのと同時に大好きなsaffiさまの文を読めるなんて、とてもぜいたくです。
「作者のつくったことば」っていう注釈が多いのは、やっぱり賢治だよなとまたうれしく。
じっくりと読み終えて「解説」を見たら、
「みなさんは『解説』を先に読むタイプですか? それとも後?」
やられました。引きこまれます。
そして、saffiさまの賢治像が語られ、それまたうれしく(頷くことばかり!)。
そして最後の仕掛けが、
「スラスラわかる読書のコツ!」
まずあらすじが書いてあって、そのあとがすごい。
これって、ちょっと「詩」だよな、って思いました。
「かぷかぷ、まねして笑ってみるといいかもしれません。水の中にいることを思うと、どんな音かわかるような気がしません?」
「月の光と日の光が射して……あなたはどんな色でぬりますか?」
読者をぐいっと今の次元から引きあげてくれるような。
「銀河鉄道の夜」のところには、景色も加えた路線図まで書いてありますし。
saffiさま、こういうの、もっと読みたいです。
夏目漱石に、宮沢賢治。
次は何が読みたいかなあ。
子どもが楽しめるのだったら、芥川かなぁ(笑)。
ちょっと復活して書き出した。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
いやぁ、この宮沢賢治の創作8編は、有名どころで大好きなものばかり。
「やまなし」
「どんぐりとやまねこ」
「注文の多い料理店」
「セロ弾きのゴーシュ」
「よだかの星」
「風の又三郎」
「銀河鉄道の夜」
「雨ニモマケズ」
これらの作品の入った文庫本は、いまも手元にあります。
文庫本で読もうとしたら、4~5冊になるのかな。
このセレクトは私にはすごくうれしい。
で、どんな仕掛けがあるのかと、子どもの自分にもどって寝ころがりながら読んでみました。
おおっ、「序」からsaffiさま登場。
「せつめい」の文章に、教壇に立って子どもたちに説明するsaffi先生が見えた気が。
最初の「やまなし」は、賢治に触れたいなと思ったとき手を伸ばす、賢治作品の中で私が一番好きな作品です。
川に行くたび、きらきらした流れを見るたび、なぜか「やまなし」を思います。
そして、川底の魚や生き物たちを思います。
「幻灯」に注釈がついていましたが、さすがです。
通常の大人向けの本なら、作品の最後にまとめてある注釈。
ここではそのページ末に(1)と載っていますから、ページをめくって探さなくてもOK。
やさしい仕様になっております。
読み進むうちに、いつしか本文より先に注釈、saffiさまの文章を読んでいました。
大好きな賢治を読むのと同時に大好きなsaffiさまの文を読めるなんて、とてもぜいたくです。
「作者のつくったことば」っていう注釈が多いのは、やっぱり賢治だよなとまたうれしく。
じっくりと読み終えて「解説」を見たら、
「みなさんは『解説』を先に読むタイプですか? それとも後?」
やられました。引きこまれます。
そして、saffiさまの賢治像が語られ、それまたうれしく(頷くことばかり!)。
そして最後の仕掛けが、
「スラスラわかる読書のコツ!」
まずあらすじが書いてあって、そのあとがすごい。
これって、ちょっと「詩」だよな、って思いました。
「かぷかぷ、まねして笑ってみるといいかもしれません。水の中にいることを思うと、どんな音かわかるような気がしません?」
「月の光と日の光が射して……あなたはどんな色でぬりますか?」
読者をぐいっと今の次元から引きあげてくれるような。
「銀河鉄道の夜」のところには、景色も加えた路線図まで書いてありますし。
saffiさま、こういうの、もっと読みたいです。
夏目漱石に、宮沢賢治。
次は何が読みたいかなあ。
子どもが楽しめるのだったら、芥川かなぁ(笑)。
ちょっと復活して書き出した。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)