きょうは、午前10時半からの、婦人会館の裁判の傍聴に出かけました。裁判所に着くと、10人近い人が「傍聴できないの・・」と言って待機していました。法廷ではなく、ラウンドテーブルで話合いが行われているらしく、傍聴人はは入れなかったのですが、3名が傍聴を許可され、MさんとIさんとOさんが入室しました。
その後、弁護士さんによる説明が行われました。
きょうは、準備手続きということで、お互いの主張の整理ということだったそうです。Kさんがサインをした、7600万円を支払うという契約書の白紙撤回を求めての裁判です.
この裁判、私は、裁判所がもう1度事の詳細を吟味して、会計を洗い直すのかと、(そうしたら、会館のためにつかった・・というKさんの主張が通るはず) と楽観的に考えていました。Kさんは「和解」したとは思っていないのですが、会館側が、契約書を和解と考えていて、「和解」 を主張すると裁判官の判断が、どうなるか・・・ということがカギらしいことがわかりました。Kさんは、和解をした覚えもなく、するつもりもないということです。
時間がたつにつれて、婦人会館のずさんさが浮かび上がってきます。以前にも責任をだれもとっていないと書きましたが、今は、Kさん1人に責任をかぶせて7600万円を支払わせようとしていると思えます。責任はみんなにあるのに・・です。
そもそも、1億円あった・・というのも、あやしいのですから。理事長も事務局長もこれまで、だれも確認していないというずさんさなのですから。
決算書は、いいかげんなものだった・・。そのいいかげんなものから、割り出した、金額はすべていいかげんなものなのに、7600万円だけは決まっているのはおかしいです。もし、このお金が返済になったら、会館はとんでもなく、”得”をすることになるのではないでしょうか。そんなことをして、良心に恥じることはないのでしょうか・・。
これは秋田県の女性たちにつきつけられた問題だと考えています。お互いが対決するのではなく、女性団体や、婦人会館を利用してきた人たちで、話し合う機会があればいいと思います。