加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

婦人会館の7600万円

2007-12-21 22:34:23 | Weblog

 きょうは、午前10時半からの、婦人会館の裁判の傍聴に出かけました。裁判所に着くと、10人近い人が「傍聴できないの・・」と言って待機していました。法廷ではなく、ラウンドテーブルで話合いが行われているらしく、傍聴人はは入れなかったのですが、3名が傍聴を許可され、MさんとIさんとOさんが入室しました。

 その後、弁護士さんによる説明が行われました。
   きょうは、準備手続きということで、お互いの主張の整理ということだったそうです。Kさんがサインをした、7600万円を支払うという契約書の白紙撤回を求めての裁判です.

 この裁判、私は、裁判所がもう1度事の詳細を吟味して、会計を洗い直すのかと、(そうしたら、会館のためにつかった・・というKさんの主張が通るはず) と楽観的に考えていました。Kさんは「和解」したとは思っていないのですが、会館側が、契約書を和解と考えていて、「和解」 を主張すると裁判官の判断が、どうなるか・・・ということがカギらしいことがわかりました。Kさんは、和解をした覚えもなく、するつもりもないということです。

 時間がたつにつれて、婦人会館のずさんさが浮かび上がってきます。以前にも責任をだれもとっていないと書きましたが、今は、Kさん1人に責任をかぶせて7600万円を支払わせようとしていると思えます。責任はみんなにあるのに・・です。
 そもそも、1億円あった・・というのも、あやしいのですから。理事長も事務局長もこれまで、だれも確認していないというずさんさなのですから。

 決算書は、いいかげんなものだった・・。そのいいかげんなものから、割り出した、金額はすべていいかげんなものなのに、7600万円だけは決まっているのはおかしいです。もし、このお金が返済になったら、会館はとんでもなく、”得”をすることになるのではないでしょうか。そんなことをして、良心に恥じることはないのでしょうか・・。

 これは秋田県の女性たちにつきつけられた問題だと考えています。お互いが対決するのではなく、女性団体や、婦人会館を利用してきた人たちで、話し合う機会があればいいと思います。

 


夜間配達に思う

2007-12-20 23:44:06 | Weblog

 12月ということで、親戚から宅急便が届いたり、きょうもアメリカから荷物が届いたのですが、日中不在だったので、夕方電話をしたら、夜に配達しますということでした。
  8時頃に荷物を持ってきてくれて、ありがたかったのですが、郵便局の人のこういう働き方をみて、改めて家族との時間がどんどんすくなくなっているだろうなあ・・と思ってしまいました。コンビニの24時間営業、スーパーの夜12時までの営業、郵便局・宅配は8時過ぎまで、その他、もろもろの営業時間が長くなっていると感じます。市場原理主義で、どこまでも顧客のニーズに応えようと、長時間の労働となるのでしょう。

 格差社会となり、家族の中で父親だけでなく、母親も働く人がふえました。働かなければ、こどもの教育費など生活の負担が増えている分をカバーしきれなくなっています。

 そんな時にも最近はやたら「絆」 きずな・・で、家族の絆の大合唱が聞こえてきます。だけど・・・、こんな長時間労働で、家庭でゆっくり過ごす時間が、日本の社会にきちんと確保されているのでしょうか?

 リクルートが人材派遣最王手のスタッフサービスを1700億円で買収して、業界1位になるそうです。その売り上げが、5288億円とありました。パソナグループ(2312億円の売り上げ)を大きく引き離すのだそうです。
    なんと、人材派遣業は年間4兆円の市場になったそうです!。 4兆円ですよ。

  こういう会社は、働く人からどのぐらいピンハネをしているのでしょうか?直接雇用だったら、その分は、働く人にまわるお金じゃないのでしょうか? わたしは単純だから、こういう状況が理解できないです。企業の都合でいつでも首を切れる状態のハケン社員の市場が4兆円・・・。格差社会の正体がこの辺にあると思うのですが・・。

 家族の絆をこわしているのは、雇用の不安定と、低賃金社会であって、今の自民党政権がつくりあげたものでしょう。   

 8時に配達してくれるのはありがたいですが、明日にします・・と言われても、ぜんぜんOKなんですけれどもねえ。

 


お願い・・

2007-12-19 23:48:51 | Weblog

 今年の初めに、能代の市議、信太和子さんのご好意でHPを立ち上げて1年になろうとしています。更新するかどうか決めなくてはいけないのですが、HPの内容もそのままに、今はブログだけを続けているので、一端HPを閉じようかと思っています。

 また、新しい内容でスタートできるようにしたいと思ってはいるのですが、それまでは、これまで、HPからブログに入っていた方がいらっしゃいましたら、直接このブログをお気に入りに入れていただけたら嬉しいです。

 寝る前に、何を書くか考える時間が日課となり、その日を振り返るようになりました。やろうと決めていたことをしなかったり、思いがけない事が起きたりと、日々生活は生きています。新聞を読みながら、TVをみながら、考える事をこうして書けるというのも、楽しいです。いつも読んでくださって、ありがとうございます。

 選挙での落選は、「受け入れられなかった」という挫折と敗北感を、わたしにもたらしました。  「受け入れられなかった・・」 という思いは、選挙だけではなく、その後のさまざまな出来事でも体験することでもありました。 その落ち込んだ状態からぬけだすのに半年以上の時間がかかりました。しかしそれはまた、「当然、受け入れられるもの」だと思い込んでいた、自分の傲慢さと向き合ってきた時間でもありました。
    それらのすべてのことが、起こるべくして起きたのだと今は思えるようになりました。受け入れられなかった・・と思ったことも、受け入れてくれた人も多かったのだということに気がついて、感謝の気持ちに変わりました。

  新しい年にむけて、飛躍したいです!!

 

 

 

 

 

 

 


名義後援・・

2007-12-18 23:53:50 | Weblog

 きょうは、映画の名義後援のお願いに、NPOの副理事長 Nさんと一緒に、市役所や県庁まわりをしました。

 県庁では、男女共同参画課が受け付けてくださいましたが、かつて、「老親 ろうしん」 という、女性と介護についての映画の上映会をする時に、県の高齢者福祉の担当にお願いに行ったときには、冷たい反応だったことを思い出しました。2000年の年でしたから7年前ですが、主婦のグループが何かをしようとしても、どんな団体か不審に思われたのかもしれませんが、県のハードルは高かったです。
  次の「母のいる場所」の上映時にも秋田県の名義後援はもらえませんでした。
 たしか、秋田市一箇所の上映だけではダメダ・・ということだったと思うのですが、私は、今度はもらえるだろうと、すでに出来上がっていたチラシの名義後援の「秋田県」をマジックで黒くぬりつぶした経験があります。5000マイでした。このときは、県の社会福祉協議会は後援をしてくださいました。同じ県でも、高齢福祉課では、このような市民活動の意義を認めない方針だったのでしょうか。

 悲しくなるような7年前の記憶を胸に、今度はNPO法人という法人格をとっての上映会なのだなあ・・と、来し方を振り返ったのでした。

 県庁に行ったおかげで、会いたいと思っていた中学の同級生にばったり会って、ランチをごちそうになり、久しぶりに楽しい会話ができました。偶然とは思えない出会いに、感謝・感謝でした。こんな日もあるのよねえ・・ラッキーな日でした。

 


12月17日(月)

2007-12-17 23:49:26 | Weblog

 久しぶりに雪でしたね。寒いけれど雪景色は大好きです。秋田に生まれた幸せを感じます。

 きょうは久しぶりにカラオケで、忘年会でした。(またですか~、という声が聞こえてきそうですね。笑い)
  昔の歌は耳で覚えているので、たいがいわかるのですが、最近はどんどん新しい歌がうまれて、ついていくことができません。きょうは、私は三橋美智也の「達者でな」からスタートしました。(古いね!)
  かっこよく、歌いたい歌があるんですが、練習しないと、カラオケはむずかしいです。いつの日か、うたってみたい、「アメージング・グレース」です。

 ニュースは殺人ばかりで気がめいります。また秋田でも事件がおきました。顔見知りの犯行のようですが、犯人がつかまらないと、落ち着きませんね。秋田は殺人事件の犯人検挙が出来ていない事件がいくつもありますから、警察もしっかり「仕事」をしてほしいものです。

 長崎県佐世保市の事件は、自殺の巻き添え犯行の可能性があるのではないでしょうか・・。それにしても、日本でもこんなに銃が簡単に手に入るなんて信じられません。許可されているのは、猟銃だけだと思うので、そういうクラブや会員のようなところからの推薦みたいなものが必要にならないと、チョット見の医師の許可だけで手にはいるようだと、不安です。・・・だけれど、どんなことをしても、銃があれば、銃による事件はおきますね。

 政治も、年金でますます不信感がつのります。防衛庁もでたらめだし、この国はいったいどこにいこうとしているのか、未来が見えてきませんね。
   きのう見た、NHKのTV、ワーキングプアーで、日本の政治の無策を思い知りました。

 


ヒラリーの危機

2007-12-16 23:55:45 | Weblog

 きのうは船場吉兆の謝罪会見のことを書いて途中でやめてしまいました。
   続きを書こうと思ったのですが、母親の悪口になりそうなので、やめにします。

 アメリカではヒラリー・クリントンより、オバマ候補が民主党の候補者として人気が急上昇しているようです。オバマ候補に、全米で影響力のある、オプラ・ウインフリー・ショウという女性が応援についたからのようです。この女性は、アリスウォーカーの原作の映画「カラーパープル」に出演していたこともあるとかで、とにかくアメリカではとても人気があるようです。

 女性は女性を応援する・・・とはやはりならないですね。アメリカの女性大統領はうまれないかもしれない・・・と、まだ1年先のことなのに、なんかがっかりしているわたしでした。

 


船場吉兆・・

2007-12-15 23:59:16 | Weblog

 今朝、先日の船場吉兆の記者会見を、テロップ付きで放送している番組を見ました。40代とおぼしき息子の横で、母親が応えをささやいているのですが、その声がしっかりマイクに拾われて、カッコ悪いことこの上ない様相でした。

 それにしても、この息子、会社の実権は母親にあって、かざりの社長さんだったのでしょうか。このような重大な席でも、自分の意見ではなく、母親にコントロールされているのを見て、なんか痛ましい気持ちになりました。

 つづきは明日・・

 


国立女性教育会館の単独存続を望みます

2007-12-14 23:33:25 | Weblog

 埼玉県嵐山町にある、国立女性教育会館・・今は独立行政法人になっていますが、行革で統合・縮小の危機を迎えています。統合先は、国立青少年教育振興機構というところです。(ここでも、やはり、女性と青少年をくっつけてしまう・・・考えのようですね。)

 全国の多くの女性の学習の場として、女性学・ジェンダー研究の発信の場として、女性たちにとってなくてはならない場所なのに、なんということでしょう。

 1996年に初めてこの女性教育会館に行きました。このときは県の人材養成事業に応募したのですが、翌年から、自費で4年間、そして2005年と、この施設で全国の女性たちパワーをいただいて、今日まで活動してきました。

 今、全国の女性たちが、国に抗議の声をあげています。

 統合・縮小されるということは、男女共同参画社会の後退を意味します。


教育について

2007-12-13 23:35:22 | Weblog

          
   12月もあっという間にすぎて、今年もクリスマスツリーを飾りました。
   子どもが1歳になった時に買い求めたツリーが今年も健在で、我が家の新年を
      迎える準備を彩ってくれます。アメリカの習慣でお正月がすぎて1週間ぐらいま
      で、飾っています。

  きょうの魁新聞に、教育再生会議の報告書についての記事が載っていました。
   学力低下が指摘される日本の教育の立て直しにやっきになる関係者の意図が感じられますが、戦後からの教育のシステムが大きく変わりそうな気配です。
  教員は免許がなくてもいい社会人を増やすとか、学長は招聘や公募にするなどとありますが、こういう制度は、ほんとうに子どもたちのためになるのでしょうか?

 社会人教師・・ということで、今後ますます塾との連携が進むような気がします。学校の教師が、塾の教師に授業を学ぶ・・・といった、逆転現象がおきているのを、不思議とも思わない感覚が充満しています。へたをすると、学校は勉強するところではなく、部活やコミュニケーションを学ぶ場で、勉強は塾がとって変わるのでしょうか・・・と思えるほどに、塾が一般的になってしまっています。変だ変だ・・と言っているわたしの感覚が、時代おくれになりつつあります。

 子どもが消費者になっている現状を、教育が市場経済にさらされていく現状を憂いていますが、国の管理で、お国のための教育でもこまるのですよね・・。ジレンマですね。

 


公務員の天下りをやめたら・・

2007-12-12 23:52:05 | Weblog

 秋田県はほんとうにお金がなくなっているようです。TVや新聞でみていても、地域振興局も統合して、職員もずいぶん減らされていくようですね。

 きのう、なんだか変・・・なんて書きましたが、”変”だけでは、話にならないですね。なにがおかしいのか・・その根拠を示さないと・・・と思いいろいろ考えていました。

 国は、無駄遣いがどこにあるかといえば、一つは天下り先としてさまざまな助成金の受け皿である、公益法人をつくり、そこに税金が流れているわけですが、同じようなことが県や市で行われていないのかな?ということです。

 たとえば、警察。運転免許センターなんて、警察の天下り先で、第2の職場だったと思います。財団をつくったり、関連事業をつくったりして、役人の人たちは、退職しても次の職場の確保をしながら、税金の無駄使いをしてきたのではないでしょうか・・。

 徹底的にそこの洗い出しをしたら、7000億弱の予算の中の20億が出てこないはずがない・・というのがわたしの意見です。現行の子育て支援は、支援の欲しい人にきちんと届いているのなら、無駄ではないと考えます。

 最近は指定管理者は増えて、施設などの予算がずいぶん減らされていますが、同じ運営を、これまでその倍もの税金でやってきたわけですから、お金がなくなるのは当たりまえのことですね。秋田市も同じことがあるのではないでしょうか・・。

 退職したら、職場は若い人に譲って、公務員は悠々自適な生活をしてくださいといいたいです。雇用を増やすためにも天下りは大反対です。