風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

地方の暮らしもいいぞ

2014-10-22 | 田舎暮らし


 久々の雨が朝から降り続いている。晴れの国、岡山では雨が降ることが珍しい。国内で最も晴天率が高く、ヨーロッパの地中海と同じような地中海型の気候の特徴があり、年間を通じて雨は少ない。
 かといって渇水で苦しめられることもない。西から高梁川、旭川、吉井川の三大河川が南北に流れて、県北県境の水源から南部の瀬戸内海まで豊かな水を注いでいる。
 これほど気候温暖で天然資源に恵まれた土地は珍しいと思うけど、第一次産業就業者数は年々減少していて、5%、4万人まで減ってしまっている。
 安倍政権が地方創生を重要課題に挙げている。東京一極集中に歯止めをかける施策に期待しているけど、これからの日本の未来を担う若い人たちの意識変革にも期待している。田舎には田舎の良さがある。知的文化的な刺激は少ないかもしれないけど、地方には美味しい空気と水と土がある。都会を卒業して田舎暮らしを始めるニューファミリーや若者が増える動態が地方創生の真の姿なのだろう。
 岡山県北の西粟倉村・森の学校の成功事例もある。自然の営みの中で心豊かな子供を育てる。人間復活、豊かさ、生き方の問題だと思う。