広島国税局が本年度の清酒鑑評会で3部門73点を優秀賞に選び、公表した。
国税局の鑑定官の酒を利く力量は高く、確かに信頼できる。『香りを主たる特徴とする清酒』『味を主たる特徴とする清酒』『燗酒』の3部門で受賞した地酒をこれから酒屋さんで探し求め、味わう愉しみができた。
『香り』部門は大吟醸で占められているけど、高くて買えないので、探求心は失せ、すでに腰が砕けている。大吟醸を買えない負け惜しみもあって、「旨い酒との出会いが面白くて感動的」なのは純米吟醸か純米酒だと思うことにしている。したがって3部門のうち手の届く『燗酒』で選定された岡山の地酒8点が当面、チャレンジ対象の酒だ。どこも岡山県内の名だたる酒蔵ばかり。燗酒の美味しい季節になったことだし、これからますます愉しみだ。
極聖特別純米山田錦 (宮下酒造・岡山市中区西川原)
櫻室町特別純米酒備前幻
雄町純米 (室町酒造・赤磐市西中)
桃花源 (嘉美心酒造・浅口市寄島町)
燦然上撰本醸造 (菊池酒造・倉敷市玉島阿賀崎)
武蔵の里山廃仕込純米酒 (田中酒造場・美作市古町)
作州武蔵純米酒 (難波酒造・津山市一宮)
御前酒美作 (辻本店・真庭市勝山)
神雷 (三輪酒造・広島県神石郡)