関東・甲信越まで梅雨入りとか。梅雨前線が北上したということは、南島は、太平洋高気圧。ぬめっとした空気と積乱雲とやや水蒸気を帯びた青空。梅雨明け宣言は、まだだろうが、オイラは(おびただしい)雷鳴と豪雨が大好きビトなのだから、このままでの梅雨明け宣言は好まない。
朝の自転車通勤時、一瞬クマゼミの鳴き声を聴いた(ような)気がした。本格的な真夏は近い。あと何回、石垣島での夏を過ごせるのか、と思うと、一朝、一夕の「時」が愛おしい。
朝の自転車通勤時、併せて、荷台に乗せられて食肉工場に行く黒毛和牛もいたし、名さえ知らない鳥の交通事故死も目撃した。
巡り巡る季節の循環と、ヒトの計算と不条理による死。
東山魁夷画伯の言葉を反芻している。
「宇宙には時間というものはないが、生きとし生きる我々には時間というものがある。
生は時間。死は停止(あるいは無)」
という意味合いだったか・・・・