本日12月14日夜半から明日15日未明までが流星が最も現れる極大日だと、三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」の報道を耳にしたので、本日0時から1時過ぎまで約1時間、わが家のベランダから南方上空にカメラのレンズを向け、いわゆる「タイムラプス」というアニメーション撮影手法により撮影を試みた。
30分近く三脚の隣にいて、肉眼での観察も試みた。最大80個/1時間程度の流星が出現するとの触れ込みであり、期待していたが肉眼で観察できたのは30分間に2~3個と低迷した。
さらば、タイプラプスはデジタルの力で何とかもっと多くの流星をとらえていてくれているのかな、と期待したが、これも辛うじて2個ばかり流星の姿を確認できただけであった。タイムプラスの時間設定は、8秒露出し、シャッターが切れた2秒後にまた露出が始まるという設定なので、1時間のうち約80%の夜空を記録できるだろうと予測したのだが、まさか1~2個なんて・・・・・失敗である。
原因を考えると、晴れてはいたが、仙台の夜空は明るすぎたのだろう。郊外の真っ暗な夜空であれば露出時間を10秒以上、ISO感度を2000~3000程度にまで高めることもでき、よって星の数もいっぱい写り込むことができるので、ちょつと暗い光量の流れ星も収めることができたのだろう。
今朝は午前0時の新月であるにもかかわらず、8秒,ISO400が限度だった。これ以上だと画面が明るすぎて飛んでしまいそうであった。
やはり流星の観測は山や海岸まどの郊外など、光害のないスポットで行うべきで、家のベランダなんてずぼらすぎると反省する。
明日の未明が最も好条件ということで、同じベランダでももう少し長い時間と明るい設定とも考えたが・・・・今度は低気圧が近づいて来て、明日未明は曇りの予想である。なかなかうまくいかないのはわが人生と同じだ。
まあ、12月のふたご座と1月のしぶんぎ座は外は寒すぎるので、やむを得ないともいえるが、8月のペルセウス座の季節には山に行こうよ。来年の観察条件はどうなのだろう。
そうだ、そろそろ本屋さんに「天体観測手帳2024」を買いに行かなくちゃ。もうそんな季節か。
(このところ12月半ばすぎに同手帳、ヤマケイ新年号、野鳥カレンダーを購入するのが恒例なのだ。)
来年こそしっかりやろう。p750くんをあんまり活躍させないのは宝の持ち腐れだ。
【 YouTubeは速度を最低に落とすとやっと2個ほど観察できる 】
肉眼でも大きく確認できたシッポの長い流星