かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

年寄りにやさしい青空文庫アプリを繙きながら、風の又三郎を読む

2024-09-01 18:40:34 | 日記

最近のスマホ用青空文庫アプリ、なんて字が大きいんだろう。これじゃ、80,90歳になっても読み込めるだろう。9月1日は、勝手ながら「風の又三郎の日」と決めている。

この青空版テキストは、岩波文庫の童話集を底本にしているみたいで、童話の始まりに「9月1日」の表記がないが、ちくま文庫全集版には「9月1日」から「9月12日」までの物語となっている。風の又三郎は、たしかに今日9月1日はじまりなのだ。

読むたびに発見があり、新鮮な賢治さんの童話。

 

今日は、9月4日、日曜の章のこの文章に惹かれた。人間離れした感覚ではある、

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風が来ると、芒(すすき)の穂は細い沢山の手を一ぱいのばして、せわしく振って、

あ、西さん、あ、東さん。あ西さん。あ南さん。あ、西さん。」なんて云ってゐる様でした。

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