体調不良と天候不良を引きずりながら3月にはいる。
昨日も、震度5程度の「余震」があった南東北。6年前の大震災を、いまだ引きずっている。地球変動時間から読み解くと、6年なんてほんのつかの間なのかもしれない。記憶が瞬時にあのときに帰るようなものだ
この10月に、その被災地みやぎで公認のフルマラソン大会があるので、13000円となんと東京マラソンより高い、現在レベルで日本一高額なエントリー代なのだが、復興状況「視察」もかねてエントリーしてみることにした。
あの年の1月、名取市閖上(ゆりあげ)のスポーツサイクルセンターで開催された東北ブロック新春ロードレースのフルマラソンに参加したが、あのサイクルセンターとマラソン後にラーメンをいただいたレストランも跡形もなく流された。
復興マラソンは、仙台空港近くをスタートに、その名取市閖上も周回してくるという。瓦礫だけだったあの街は今どうなっているのだろう。
コース紹介の映像を見ると、盛り土や整地は進んだものの人家や緑はいまだ戻っておらず、殺風景の中を走らされるようで、あまり期待はしていないが、それでも、「わがふるさとは緑なりき」、あの場所に戻って時の流れを感じてこよう。
あの直後の名取市閖上、まだ街が街だったころ、あの運河の橋を渡ってマラソン会場に行った。幻のように。
では、10月1日のマラソンを一緒に楽しみましょう。