かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

死に方の選択

2017-02-24 18:23:22 | 日記

昭和20年代後半の生まれであるのだから、テレビっ子ではあるが、今一番面白いテレビは、報道番組と国会中継、特に予算委員会なのだ。今日は、お休みの日だが、たまたま午前のNHKで、その予算委員会を報じていたからストレッチなんかをしながら、味わいぶかく堪能。面白いのは、もちろん野党の口撃。政権能力はなくとも戦闘能力はずば抜けて高い各野党の口撃に、政府幹部や官僚の間抜けな答弁。(こんな無能な人たちに使用されていたんだ。おいらも)。漫才や笑点なんかよりずうっとボケと突っ込みが効いていて、楽しい。アメリカの○○や北朝鮮の○○幹部の動向もますます世界を混乱させてくれて面白いが、国会中継も、報道番組も、せめて、村上春樹の小説の世界の出来事だと思い込みたい。面白いのは、あちらの世界だけでいいんではないのか。

と、午前の部を終わり、しっかりカーボし、午後からバイクの練習でもしてこようかと、にんにくと唐辛子たっぷりのパスタ作りをはじめたところ、耳鳴りがして、眼がくらくらとして、脳内がむずがゆい、へたへたと座り込んで、落ち着いた後、血圧計で血圧を測ったところ「188・99」やばい。ついにkazenekoも落命か・・・・・と布団に顔をうずめ、殺された日の金正男の気持ちと重なる。

少し落ち着いたので、医者から処方されていたが、やめていた降圧剤1錠をトマトジュースと一緒に飲んで、しばし安静に横たわる。3時間後、血圧測定を行ったら「122,77」こんなにも「効くのか」。助かった。

(と、思いきや)

ネットで、高血圧の予防について調べていたら、「脳梗塞の危険性がある場合、体が血圧を上げて、詰まった箇所の修復を試みている場合があり、その際に、降圧剤を飲んで血圧を下げることは危険です。」とあった。ゲゲッ。

ああ、病とは、薬とは、体の修復機能とは何なんだ・・ますます分からなくなってきた。

もしも、あの脳内のむずがゆさが、脳梗塞の前駆症状だとしたら、おいらの体は一生懸命血圧を上げ、詰まった箇所の不純物を追いやろうとしていたのではないか。・・・そんな、正義の使いを薬で追いやるとは・・

いずれにしても、体に何らかの異変が生じている。横腹の鈍重は「ガン」ではないかとの疑い。「ガン」なら、余命の限度で生きられ覚悟ができる。今日の脳内むずがゆさと高血圧は、「脳卒中」前駆症状の疑い。ぽっくり死すか、重篤な後遺症。

さて、死に方のどちらがいいか。どちらもいやだが、統計上は、事故死と老衰以外、どちらかの選択を迫られる。

 

 

 

 

今年の1月29日夜明け前の南の空、南十字座の上半分、ぱいかぶし(ケンタウルスα、β)、さそり座、土星などが

ティンガーラ(天の川)に浮かぶ。こんな風景を、思い浮かべながら「あちら」に旅をしたいものだ。

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