かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

キノコを学びながら夏を乗り切る

2024-08-14 19:23:52 | 日記

1年前の山歩きスタイルと比べたらすごいぜ。

ザックにクマ鈴を二つ、ホイッスルと防犯ブザー(ただしヒャッキンの小学低学年生用)を括り付け、肩にかけたサコッシュにクマよけスプレーと虫よけ用ハッカ油スプレーと液体ムヒ、プラス、ザックのヒモに携帯蚊取り線香とノーマット(ヒャッキン)と夏の低山歩きの完全装備のいでたちなのだ。

そこまでして、どうして出かけるかというと「キノコ」にハマっているからである。1年前までは「夏キノコ」という言葉さえ、そして食べられるキノコの名前さえ知らなかったのである。

去年の秋から今年の夏まで採取していただいたキノコの名前。

秋、「ムキタケ」「ヒラタケ」「ウスヒラタケ」「マスタケ」「アイカワタケ」

夏、「タマゴタケ」「チチタケ」「ヤマドリダケモドキ」「アカヤマドリ」

と全く1年前まで名前さえ聞いたことのなかったキノコを近くの山で少しだけいただいて、食の一部に加えることができた。飛躍的な進歩である。

 

図鑑やyoutuberたちに教えられながら、この1年でキノコのことを学んで、また山歩きに、また楽しさを加えることができた。キノコのおいしさだけでなく、森の成り立ちにキノコたちの果たす役割も知ってきのこたちへの愛しさもました。

今の関心は、名前の特定できないキノコは「毒」か「食」かだ。「夏キノコ」の代表格であるイグチ科

(傘の裏がヒダではなく管孔というアミ)にだって「毒」や「不食」(まずい)のものも多数あって

「イグチ科は食べられる」というオイラの既成概念は覆された。食毒不明のものは、家に持ち帰って図鑑とにらめっこ。自信が持てない者は口にしないこととする。

 

    

     名前の特定に自信の持てなかったイグチ科の仲間たち

 

 

これまでの人生において、まったく「毒キノコ」としか思っていなかったテングダケ科の「タマゴダケ」を週末、シチューとチーズトーストにしてたべたら、なかなかの食感であった。

泉ヶ岳で採取してきた「チチダケ」「アカヤマドリ」「ヤマドリダケモドキ」(和製ポルチーニの呼び声高い)もおいしくいただいた。

また台風が近づいている。山がちょっとでも晴れそうなら、防虫、防クマ完全装備のいでたちで出かけようこの夏の近隣の山。(おっとギンギンに冷えたコーラも忘れずに)

 

 

 

ベニタケ科チチダケ、しっかりチチが出ています

 

アカヤマドリの幼菌

 

 

和製ポルチーニといわれるイグチ科ヤマドリダケモドキ

 

誰が見たって「毒キノコ」のテングダケ科タマゴダケ

 

タマゴタケとアカヤマドリのクリームシチュー

 

タマゴタケとアカヤマドリのチーズトースト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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